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ブライヅヘッドふたたび

予告通り、素直に「ブライヅヘッドふたたび」を読み始めた。これは1981年イギリスでテレビドラマ化されていて、表紙はそこからのもの。主人公チャールスを演じているのは、なんと、若かりし日のジェレミー・アイアンズ。このドラマがネットで見ると、すこぶる評判がよい。ちょっと気になるところだ。ブライヅヘッドふたたび (ちくま文庫)イーヴリン ウォー 吉田 健一 筑摩書房 1990-08by G-Tools主人公はチャールスという画家であ...

隠し部屋を査察して

「ミステリウム」、「パラダイス・モーテル」に続いて三冊目のエリック・マコーマック。今回は短篇集。そして解説は柴田元幸。お盆休みは13日から15日の三日間。何もしないと心に決めて、夕方父の所に行く以外は、本当に何もしなかった。で、何をしていたかというと本を読んでいた。通勤中の途切れ途切れ読書ではなく、が~~とまとめて読むのは久しぶりだ。家で一番涼しいエアコン下に、タオルケットを敷き、寝転がって読むのは何...

ボートの三人男

どうも最近、光文社の古典新訳文庫で、「ボートの三人男 もちろん犬も」が発売になったらしく、Twitterでちょくちょく見かけた。当然新刊は高いので、新訳じゃなくて中公文庫版にしてみた。こちらの翻訳は丸谷才一、なんだ、いいじゃないか。。。ということですんなりこちらを購入。ボートの三人男 (中公文庫)ジェローム・K. ジェローム 丸谷 才一 中央公論新社 2010-03-25by G-ToolsJerome Klapka Jerome(1859年5月2日 - 1927...

ピンフォールドの試練

しつこく吉田健一。今回は彼が翻訳した英国の作家、Evelyn Waugh(1903-1966)。カトリックだそうだが、改宗したのが妻の不倫が原因で離婚した後という。一時何だか出版頻度が多い作家だと思っていたら、2016年が没後50にあたり、出版が相次いだそう。20世紀英国を代表する作家だというが、日本でももう少し取り上げられても良いのかもしれない。 ピンフォールドの試練 (白水Uブックス)イーヴリン ウォー 吉田 健一 白水社 2015-...

ジーヴスと恋の季節

これは、吉田健一繋がり。嬉しいことに吉田健一氏はウッドハウスを読んでいる。そして英国の豪奢な朝ごはんについて、ウッドハウスの作品に言及している。え~~そうだっけ?と思いながら、久しぶりにウッドハウスの本を手に取ってみた。ジーヴスと恋の季節 (ウッドハウス・コレクション)P.G. ウッドハウス P.G. Wodehouse 国書刊行会 2007-12by G-Tools云われてみればなるほど、朝ごはん記述は何か所か登場していながら、ディナ...

ミステリウム

「パラダイス・モーテル」に続いて、Eric McCormack の2冊目。彼の本は読みやすいし、飽きずに一気にいけるのがいい。停滞気味の時にはもってこい!ミステリウムエリック・マコーマック 増田 まもる 国書刊行会 2011-01-25by G-Tools小さな炭坑町に水文学者を名乗る男がやってくる。だが、町の薬剤師の手記には、戦死者の記念碑や墓石がおぞましい形で破壊され、殺人事件が起こったと書かれていた。語り手である「私」は、行政官...

ソルトマーシュの殺人

誰にそそのかされてポチッたのか不明な英国ファルス派グラディス・ミッチェルの代表作。探偵もの。Gladys Maude Winifred Mitchell, 1901年4月19日 - 1983年7月27日。教師をしながら執筆活動をしたそうで、日本での知名度は今一つだが、本国ではそこそこの人気者らしい。ほぼほぼアガサ・クリスティの時代と被っているグラディス ミッチェル だが、アガサクリスティが”扇情主義、メロドラマ趣味” だとすると、ミッチェルは全く持...

The Art of Fiction

Lodge先生には申し訳ないが、これは私向きではなかった。途中で投げればよかったのだが、さして厚みのない本故、引き延ばし引き延ばし、読んでしまった。読んでしまったというのもおこがましい。ページを舐めていただけ、と云った方が正しい。すいません、結局私は、non-fictionとか理論的な本ってとことん苦手だということを再認識した。The Art of FictionDavid Lodge Vintage Books 2011-05-02by G-Toolsこれは新聞だか雑誌だ...

パラダイス・モーテル

ネットで評判をみているとすこぶるよい。喰わず嫌いの血が騒いでしまいそうだ。パラダイス・モーテル (創元ライブラリ)エリック・マコーマック 増田 まもる 東京創元社 2011-11-30by G-Tools長い三十年間の失踪の後に帰宅し、死の床に伏していた祖父が語ったのは、ある一家の奇怪で悲惨な事件だった。一家の四人の兄妹は、医者である父親に殺された母親のバラバラにされた体の一部を、父親自身の手でそれぞれの体に埋め込まれたと...

An Artist of the Floating World

悔しいが流行りものに手をだしてしまった。読んだのはKindle for iPhone. だから、この”如何にも”な表紙を見たときは、クスッと笑ってしまった。こういう方が売上がいいんだろうな。「An Artist of the Floating World」は「浮世の画家」となったらしい。浮世は浮世であって、浮世絵じゃないんだが・・・An Artist of the Floating WorldKazuo Ishiguro Faber & Faber 2001-04-09by G-Tools開口一番、すいません、かなり辛い読書...

The Man Who Wouldn't Get Up and Other Stories

邦訳がつい最近発売されて(邦題:起きようとしない男)、ああ~~と思い出したDavid Lodge. 「The British Museum is Falling Down」やら、「Small World」やら、「Changing Places」やら、「Nice Work」やら、「Paradise News」を読んでみたが、それもかれこれ5年も前の話しだった。このオリジナルは1990年代の終わり頃発売されているようなので、邦訳がようやく・・・の本。Lodge先生には珍しい(と思う)短篇集。The Man Who W...

新アラビア夜話

Robert Louis Balfour Stevensonと云われ、『宝島』 『ジキル博士とハイド氏』 と云われ、これだけ有名だがどちらも読んでおらず、知っている気になっていたが、実は知らない。スティーヴンスンについて、つらつらとググってみたが、なんだかぼーっとした印象。新アラビア夜話 (光文社古典新訳文庫)スティーヴンスン 南條 竹則 光文社 2007-09-20by G-Tools短篇集というよりは、2篇の連作。『自殺クラブ』    「クリームタ...

お呼びだ、ジーヴス

11ヶ月ぶりにジーヴスもの。云われてみれば、帯にそう書いてあったが、これは番外篇。何が番外かというと、バーティーが登場せず、ジーヴスはバーティーのお友達に使える身として登場。で、バーティーはどこにいるのかというと、自活への道を模索すべく職業訓練学校へ通学している(?!!!)という設定。そしてこの本はそもそも、舞台劇「カモン、ジーヴス」を小説化したもの。お呼びだ、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション)P.G. ...

コンラッド短篇集

Joseph Conradはずっと生粋のイギリス人だと勝手に思っていたら、生まれは現ウクライナ、父親は没落したポーランド貴族、捕らえられた父親とともに、シベリアへ送られる。そしてまだ子供の頃、両親ともに亡くしたコンラッドは16歳にして船乗りとなり、各地を巡り、そしてイギリスに帰化する。彼にとって英語は学んだ外国語だ。このアウトサイダーとしての立場は、コンラッドを読むうえでは大切は情報だと思う。そして世界の名だた...

歌う白骨 / オスカー・ブロズキー事件 

「オシリスの眼」の勢いで、「青空文庫」 を探してみた。そのうちの2冊、『歌う白骨』 と 『オスカー・ブロズキー事件』を通勤の隙間でサラサラと読んでみた。紙の本はよければ、こちらですな(アマゾンは在庫ないけど)。歌う白骨 (嶋中文庫―グレート・ミステリーズ)オースチン フリーマン Richard Austin Freeman 嶋中書店 2004-12by G-Toolsさて、推理ドラマ初心者の私が今回覚えたのは、倒叙(とうじょ) 英語にすると、inv...

Appendix

プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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