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ビリー・ザ・キッド全仕事

年に一度くらい、国書刊行会のサイトに行き、『文学の冒険』シリーズの全作品を上からなめる。随分読んだつもりだけれど、改めて眺めてみると、ああ、こんな取りこぼしが・・・・と取りこぼしを発見すると補充したりする。Michael Ondaatjeは、The Cat's Table 以来。 「The English Patient」 の邦訳版、 「ディビザデロ通り」、「The Cat's Table」 そして4冊目になるこちら。ビリー・ザ・キッド全仕事 (文学の冒険)(1994/0...

Surfacing

Alberto Maguelの「奇想の美術館」 を読んだ後、結局勢いに任せて、彼の本を3冊まとめてポチポチポチとやった。その中の一冊、「A Reading Diary」が届き、どんな読書歴を語ってくれるのかと思いながら目次だけ調査。12冊のうち、2冊も(日本語ながら)既読本がありちょっとビックリ。知っているが手に負えそうもない古典的名作もあり、そして1冊、Margaret Atwoodを見つけた。「The Handmaid's Tale」を昔読んだけれど、一番有名...

銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件

130ページ、1200円、30分で読了。コストパフォーマンスは相当に低い。原題は「The Tiny Wife」なので正直面白くも何ともない。邦訳のタイトルは見事だ。作戦にはまり思わずタイトル買いしてしまう。銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件(2013/09/11)アンドリュー・カウフマン商品詳細を見るある日、カナダの銀行に紫色の帽子をかぶった強盗がやってきた。彼はその場にいた十三人から“もっとも思い入れのあるもの”を奪い、去り際...

The Cat's Table

実はこれがKindle for iPhoneで完読した最初の本。6月に買ってから3ヶ月以上。無料のサンプルも入れたら5~6冊購入してやっとこれで最後まで行き着いた。Kindle for iPhoneは立っていても、数分の隙間時間でも読める半面、しっかり座ってしまうと開く気になれない。ちょっと齧ってほったらかし、別の本をちょっと齧ってほったらかし、と気が乗らなければ投げ本にするには、絶好のツールだとも言える。The Cat's Table(2011/10/04)M...

グールド魚類画帖

困ったな?こういうの苦手です、と書けばいいのか、わからないのは私の頭が悪いんです、と開き直ってしまうか、何だかよくわからない日本語を、翻訳のせいにして逃げてしまうか?オリジナルはこれ:「Gould's Book of Fish」 by Richard Flanaganグールド魚類画帖(2005/06/25)リチャード・フラナガン商品詳細を見る19世紀、流刑地ファン・ディーメンズ・ランド(現在のタスマニア)。囚人William Buelow Gouldが、独房で手に入れら...

Mister PIP

「声」かなあ、まず思い浮かんだ言葉が。島でただ一人残った白人Mr. WattsがC.Dickensの「Great Expectations」を語り聞かせる声、島の住人が海や魚の話しをする声、そして主人公のMatildaの声に出さない声。本は文字だけだから、その声を聴こうと頑張ってみたものの、叫び声は聴こえても、静かなる声は私には最後まで上手く聴き取れなかった気がする。Mister Pip(2010/01)Lloyd Jones商品詳細を見る物語が与えてくれた喜び(Great...

People of the Book

「本の本」つまり、本にまつわる話は手に取らずにはいられない。今回はユダヤ教の古書を巡る話。翻訳版は、「古書の来歴」 ジェラルディン・ブルックスPeople of the Book(2008/10/01)Geraldine Brooks商品詳細を見る500年前に作られたという「サラエボ・ハガター」という稀覯本は実在するらしいです。ハンナという古書鑑定家がその本の隠された謎を解いていく・・・のかと思いきや、彼女は本に挟まれた奇妙な痕跡(虫の羽や、塩...

Appendix

プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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