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復讐には天使の優しさを

この本でおそらく日本で刊行されたIsak Dienesen もしくは Karen von Blixen-Finecke 、もしくはカレン・ブリクセン、もしくはイサク・ディーネセン、もしくはアイザック・ディネーセンの本は最後だと思う。これだけ日本語表記がばらつつと、検索するのも大変。彼女は私にとっては世界三大小説家(あとの二人が誰だか不明だが)として君臨している。どの作品も本当に好きだが、この『復讐には天使の優しさを』 をいまだにとって...

老人と猫

先日の日曜日、家を出た瞬間に本をバックに入れ忘れたことに気づいた。Kindle for iPhoneも青空文庫 for iPhoneもあることだし、何かは読めるんだが、のほほんとした休日(今が盛りの梅の開花を眺めにいくところだった)に、デジタルブックというのも嫌だ。途中休憩で、もし暖かければ戸外のベンチで読もうとしたら、それは絶対に紙の本でなくてはならない。ということで、駅にある本屋に駆け込みえいや!で買ったのがこの本。正直...

冬物語

たぶん、ブリクセンもしくはディーネセンの本で、普通に探せて読めるものは、これが最後になるような気がする。アマゾンでずっと網を張って狙っていたが、ある日突然古本カフェさんが仕入れてきてくれた。冬物語(1995/01)カレン ブリクセン商品詳細を見る下記が収録短篇たち少年水夫の物語カーネーションをつけた青年真珠ゆるぎない奴隷所有者エロイーズ夢見る子魚 - 古きデンマークよりアルクメネペーターとローサ嘆きの畑心の...

運命綺譚

「草原に落ちる影」以来、ちょっと休憩したが、再び。こちらはカーレン・ブリクセン名義。運命綺譚 (ちくま文庫)(1996/10)カーレン ブリクセン商品詳細を見る相変わらずよいなあ・・・ よい、だが、それだけでもうそれ以上語ることがなくなってしまった。空を飛べなかった神学生は、海と魚の世界に幸福を見出して真珠採りになり(「水くぐる人」)、旅廻り一座のマリは船主の息子と恋に落ちるが、孤独な天職に戻り(「あらし」)、カ...

The 100-Year-Old Man Who Climbed Out the Window and Disappeared

「窓から逃げた100歳老人」が邦訳のタイトルだけど、英語タイトルは実はもっと長い。スウェーデン発、全世界で800万部を突破したというベストセラーで映画化もされ、まもなく日本でも公開されるらしい。スウェーデン発ベストセラーで、映画化といえば、あのドラゴンタトゥーじゃない。スウェーデン発は外さないかもしれない。ベストセラーだけあって、英語版は出版元も多数あり、それぞれの表紙を比べて、これが一番気に入った。Th...

草原に落ちる影

「アフリカの日々」に続き早速。現在一押しのIsak Dienesen。が今回はカーレン・ブリクセン名義で書かれているのね・・ これが彼女の生涯の最後に書かれた作品。草原に落ちる影(1998/01)カーレン ブリクセン商品詳細を見るOut of Africaの続篇というより、その執筆から更に年月を経て、人生を振り返った時、改めて考えた ”私にとってのアフリカ”。ケニアの農園が結局破綻し、故郷デンマークに戻り、本を書き始めた彼女。「Out of...

アフリカの日々

「夢みる人びと」のあと予想通り、こちらに行く。変な先入観など置いておいて何故もっと早く手を出さなかったのか! Baroness Karen von Blixen-Finecke、ブリクセン男爵夫人、デンマーク語版は本名のカレン・ブリクセン名義で執筆し、英語版はペンネーム(男性名)のイサク・ディーネセンもしくはアイザック・ディネーセン(Isak Dienesen)名義で執筆。以前どこから検索したらいいのかわからなくなり、投げてしまったが、今改め...

夢みる人びと

「ピサへの道」に続く、「Seven Gothic Tales」の第2弾。夢みる人びと 七つのゴシック物語2 (白水uブックス―海外小説永遠の本棚)(2013/11/09)イサク ディネセン商品詳細を見るTaleってこういうお話しのことを云うんだろうなあ、と実感する。前回に続き、本当にディネセンはハズレがない。予期せぬ展開なのに、驚かせ方がすごく静かで、北欧を思わせる冷たさで、えぇぇぇ・・・・と余韻が長くて深い。婚礼の日の朝、冒険を求めて国...

ピサへの道

Isak Dienesenは英語のペンネーム。Isakと言いながら実は女性。母国デンマークの言葉で作品を書く時には、本名、Karen von Blixen名で書く。たぶん有名なのは映画化された「アフリカの日々」と「バベットの晩餐会」だろうけれど、私は「不滅の物語」 (文学の冒険シリーズ) が最初で、実はどんな話しだったか記憶がない。でも面白かったことだけはしっかり憶えている(いい作品だという証拠!)。この「ピサへの道」が文庫化された...

湿地

レイキャヴィク警察のベテラン犯罪捜査官エーレンデュルを主人公にしたシリーズの第3作目。小さな国アイスランドから誕生した社会派ミステリーが世界的ベストセラーとなり、かなり注目され、レイキャヴィックスリラーと呼ばれているらしい。なんだかやたらレビューがいいからつい買ってしまったけれど、大体においてメジャーウケするということは、大当たりになることはあまりないから、期待するのはよそっと・・・と、悪い癖のネ...

Millennium Trilogy

さあ、ミレニアムの3部作です。恥ずかしながら(?)これも大ヒットベストセラーですが、Amazon UKのサイトを見ていたら、あまりのロングセラーぶりに、一体何なのよ!と思い、ついつい手を出したらはまってしまい、3冊一気読み。面白ければそれでいいでしょう!の代表みたいな本。The Girl with the Dragon Tattoo (Vintage Crime/Black Lizard)(2009/06/23)Stieg Larsson商品詳細を見るThe Girl Who Played with Fire (Vintage C...

Appendix

プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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