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黄色い雨

ラテンアメリカには早々に手をだしたものの、長いことスペインは空白地帯でした。本との出会い方というのは、だいたい芋づる式になっていて、ある1冊から伸びた芋づるが別の本に繋がる、そしてその先にまた芋づるが伸び・・・という具合。スペインへと繋がる芋づるが現れぬまま、ある日装丁買いのおかげでスペインに踏み込めた、それがこの本。英語なら「The Yellow Rain」 by Julio Llamazares黄色い雨(2005/09)フリオ・リャマサ...

Mister PIP

「声」かなあ、まず思い浮かんだ言葉が。島でただ一人残った白人Mr. WattsがC.Dickensの「Great Expectations」を語り聞かせる声、島の住人が海や魚の話しをする声、そして主人公のMatildaの声に出さない声。本は文字だけだから、その声を聴こうと頑張ってみたものの、叫び声は聴こえても、静かなる声は私には最後まで上手く聴き取れなかった気がする。Mister Pip(2010/01)Lloyd Jones商品詳細を見る物語が与えてくれた喜び(Great...

私の本癖~文庫本が嫌い、でもPBは好き

字が小さいことは、現実問題として嫌なんだけど、単行本だって2段組もあるし、少し古い本になればうっ・・・、と思うくらい字の小さい本はある。けれどそんな理由以前に文庫本が好きになれない理由はまず、装丁が嫌いだから。単行本だと装丁買いをしてしまうけれど、文庫本に絶対それはない。文庫でも最近では装丁も持つようになってきたけど、とりあえず写真だけ同じにしました、という態度、でも雰囲気は見事にぶち壊している。...

Monsieur Pain

Roberto Bolañoというチリの作家がいます。邦訳は一昨年ようやく第2弾が発売されたので、日本での知名度はまだ高くないのかも知れないけれど、私にとっては現在3本の指にいれている作家。 Monsieur Pain (2011/01/07) Roberto Bolano 商品詳細を見る 最初に出会ったのは「通話」 (EXLIBRIS)という短編集。凄いとか面白...

Slaughterhouse-Five

カルト的(というにはKurt Vonnegutは有名すぎるけど)に人気がある本ですが、私は、はぁ?はぁ?はぁ?と思いながら読み終えてしまいました。完敗?Slaughterhouse-Five(1991/11/03)Kurt Vonnegut商品詳細を見る難しいってどういうことかと、今回しばし考えてしまいました。分かるけど、分からないような、分からないけど、分かるような本が難しい。この本、主人公ビリーというおよそ、兵士らしからぬアメリカ兵士がタイムワープ...

Millennium Trilogy

さあ、ミレニアムの3部作です。恥ずかしながら(?)これも大ヒットベストセラーですが、Amazon UKのサイトを見ていたら、あまりのロングセラーぶりに、一体何なのよ!と思い、ついつい手を出したらはまってしまい、3冊一気読み。面白ければそれでいいでしょう!の代表みたいな本。The Girl with the Dragon Tattoo (Vintage Crime/Black Lizard)(2009/06/23)Stieg Larsson商品詳細を見るThe Girl Who Played with Fire (Vintage C...

カービン銃の妖精

Daniel Pennacです!ユーモア・ミステリーって言うらしいんですが、シビレます、そして泣けます(泣くよね?これ読んだら・・)フランス語なら 「La fée carabine 」英語もあります 「The Fairy Gunmother」    カービン銃の妖精(1998/01)ダニエル ペナック商品詳細を見る魔物と呼んでいるシリーズものなんですが、これは第2作目。第1作目はこちら↓人喰い鬼のお愉しみ (白水Uブックス―海外小説の誘惑)1作目を読んだときに、目...

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プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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