Entries

At Large and At Small

Anne Fadimanは「本の愉しみ、書棚の悩み」を読んですっかり気に入ってしまったのだけれど、その英語版「Ex Libris: Confessions of a Common Reader」に挑戦したら難しくて途中で投げて以来、怖くて手を出していなかった。文章が上手いんだよなあ・・・それ故、日本語ならすっごく楽しめても、英語だとその面白さにたどり着けずに挫ける。でもやっぱり惹かれる。そして傷も癒えた今、再び手を出してみる。At Large and At Small: ...

園芸家の一年

「カレル・チャペックの日曜日」にどうもいまひとつ乗り切れなかった悔しさ(?)で、こんな本に手をだしてみた。チャペックはどうも多芸な趣味人だったらしく、園芸もその一つでかなりなマニアだったらしい。一年と題するからには、ちゃんと一年の園芸暦があって、「園芸家の1月」から「園芸家の12月」までが綴られるマニア本というか、蘊蓄本というか、相変わらずの軽妙洒脱なノリで園芸がどれほど大変かを嬉しそうにしゃべくり...

Room

この本は去年読んだのだけれど、邦訳がもう出たと知って、ちょっと一言。Room(2010/08/06)Emma Donoghue商品詳細を見るこれは去年のブッカー賞のFinal Listに残った本。読みたいなあと思っていたら、本屋で発見してしまったので、海外で丁度話題になっている頃に読んだ。賛否両論ありそうな本だと思ったし、文句も言おうと思えば言えるけれど、それでも読ませてくれる本だった。装丁も私好み。そしてこれが問題(?!)の邦訳版。...

塩の像

本日はお休み、といっても、義務の健康診断を午前中こなし、午後はパソコン開いて家で仕事する羽目になっていたので、それではあまりに悔しいからと、丸善オアゾに寄り道してきた。まず腹ごしらえは4FにあるM&C Cafeで、元祖(らしい)早矢仕ライスを食し、そしてカフェの脇にある松丸本舗(丸善と松岡正剛氏との共同プロデュースによるショップインショップ)にしばし入り浸る。この松丸本舗、何とも罪作りな本屋で手ぶらで退散は...

Reiner Zimnikについてちょっと・・・

「タイコたたきの夢」「クレーン男」とご紹介して参りましたが、Reiner Zimnikっていったい何者?Wikiには何でも載っているとおもったら、日本語版では辛うじて名前がある程度。英語版はというと、何と存在していない。充実していたのはドイツ語版のWiki。でもまったくわからない。仕方なくサイト丸ごと役立たずの翻訳機能で翻訳させてみた。無茶苦茶な翻訳だけど、どのくらい作品があるのかくらいはわかる。な~んだ、まだまだあ...

タイコたたきの夢

「クレーン男」に感動して、いつも行く古本カフェのお兄さんに ”最近何読みました?” って聞かれた時、思わず ”クレーン男読みました” って答えてしまった。実はその古本カフェのお兄さん、このチムニクシリーズを出版しているパロル舎を受けに行ったことがあるんですよ、と告白してきた。それからしばし、装丁がいいだの、紙がいいだの、翻訳もなかなかいいだの、と盛り上がり、調子にのった私はチムニクを3冊Amazonでポチっ...

愛しのグレンダ

短篇の名手、Julio Cortázar後期の短編集。以前読んだこの短編集から察するに、期待度は相当高い。彼の作品は、「日常に潜む幻想」と集約されて語られるみたいだけど、「肥大化した妄想」と言ったほうがいいんじゃないか?恐怖も在り得ない恐怖なら怖くないけど、日常に潜んでいるから怖い。でも潜むというより、歪むと言った方が合っている。読んでいるとどんどん世界が歪んでくる。愛しのグレンダ(2008/01/28)フリオ コルタサル...

Appendix

プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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