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最後の日々

グダグダとこちらで能書きを言っているが、結局『レーモン・クノー コレクション』を買っている。これは第4刊。第3刊はこちら。1936年刊行のこの本は、クノーの自伝的作品と言われる彼の3番目の作品。若い頃の作品で確かに若々しいけれど、生気に満ち溢れているってことでもない。『文体練習』や『イカロスの飛行』 『地下鉄のザジ』など後期の作品ばかりを読んでいたから、生身が見える感じは若々しいけれど、クノーがソルボン...

英国畸人伝

つい古本屋で安かったから買ってしまった(だけ)。調査してみると、シットウェル女史は王立文学会の副会長まで務めた大物で、詩や評論はやや時代遅れになったものの、この本は今でも人気があり、よく読まれているらしい。 オリジナルなら「English Eccentrics」 Edith Sitwell (初版は1933年)。タイトルどおり、イギリスの有名無名取り混ぜた、さまざまな奇人変人の生涯を綴ったカタログみたいな本。英国畸人伝(2001/04)イーデ...

Paul Auster 最新情報

無精しないで調べてみるもんだ。どうもPaul Austerの新作は、「Winter Journal」なる自身の回顧録らしい。発売は来年の夏。なんだ、Amazon co.jpにもあるじゃない・・・「Winter Journal」 来年夏に発売といってもそれはハードカバーの話しで、私はさらにそれからPBを待つわけだから、丸1年彼の新作はお預けだな。ググってみたけど、本国アメリカにいってもさすがに情報はまだ少ない。Austerは過去「The Invention of Solitude(...

2011年 ひとり総括

こんな総括もひとりでやると面白い(みんなでやると面白くないんだなあ、私の場合)● 作家大賞 (お気に入り作家が増えた)Bruce Chatwin: とにかくカッコイイんだなあ。 「Utz」 「The Viceroy of Ouidah」  「パタゴニア」David Lodge: この可笑しさは私の好きな可笑しさ。 「British Museum is Falling Down」Reiner Zimnik: 児童書のくせに道徳臭くない。面白うてやがて哀しきZimnik。今年一番読んだ作家だった。...

プラットフォーム

Michel Houellebecqは3冊目くらい。問題作だの、熱狂的ファンだの、話題を振りまいているらしいので、「闘争領域の拡大」も読んだし、「素粒子」も読んだ。今回論争を巻き起こした理由は、扱ったテーマがタイを舞台にしたセックスツーリズムや、イスラム原理主義への嫌悪感の記述からだろうけど、Houellebecqの作品はとにかく現代そのもので、豊かさを達成してしまった西洋諸国の空虚な若者、肥大化した社会システムの中に埋没する...

Utz

ここでは白旗を揚げたけれど、再度Bruce Chatwinに挑んでみる (邦訳は絶版で古本でも高い)。Chatwinって何が難しいんだろう?とつらつら思うに、マニヤックなところ、凝り性(よく言えばこだわりの強さ?)、Pedanticが決して悪い意味だけでもないとしたら、まさしくPedantic。彼は本当にイギリス人なんだろうか?と思うくらいイギリスらしくない。シニカルさ、鼻持ちならないところ、気取った言い回し、そんなものとは無縁の、...

ホットジンジャー柚子風味とでも言えばいいのか?

喰いものネタを再び。柚子をもらったので、生姜を買って来て、柚子生姜茶の元、それはジャムなのかシロップなのかわからないけど、こんなものを炊いた。   冬になるとホットジンジャーをよく飲む。生姜を砂糖で煮詰めて、レモン汁を加える、これにお湯を注いで出来上がり。生姜の辛さでホッカホッカになる。パワーアップしてレモンに代えて柚子を入れてみた。皮は刻み、果肉は絞る、種はこ小袋にいれてペクチン代わりに一緒に煮...

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プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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