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Changing Places

次は1つ戻って、キャンパストリロジー第1作。シリーズものは最初から読んでいくのが正当な読み方だろうけど、戻るというのも時にはいい。あ~そういうことだったのね、という発見も面白い。このトリロジーの主役といえるのは、英国のぱっとしない学者Philip Swallow と アメリカの花形教授Morris Zapp。この二人が交換教授という制度の元、それぞれお互いの大学に勤務し、揚句にお互いの奥さんまでもスワップしてしまうという在...

私の二十世紀書店

古本カフェのお兄さんが脇からひょいと見せてくれた。こういうのには滅法弱い。著者は詩人で青山南さんのお兄さんだそう。不勉強な私は全然知らなかったけれど、1982年毎日出版文化賞を受賞した作品で、海外文学ばっかり92冊もの多様な本のエッセイ。250ページくらいで92冊なので、1つ1つは短いから、逆に読み出すと弾みがついて、途中で止められなくなる。ということで、久しぶりの一気読み。定本 私の二十世紀書店(1999/10)長田...

架空の町

国書刊行会というところは、粋な(と言うか恐ろしいというか)シリーズを刊行してくれる出版社で、「文学の冒険」 シリーズや 「バベルの図書館」 シリーズにははまった(まだはまっている)けれど、この「書物の王国」 シリーズもまた怖い。古今東西のアンソロジーを集めたシリーズで、アンソロジーというだけで怖いけれど、そのテーマが、「架空の町」 「夢」 「王侯」 「月」 「植物」 「鉱物」 「人形」 「美少年」...

Watermark

「ヴェネツィア 水の迷宮の夢」のオリジナル。いただきものの本(どうも有難うございます)。 英語版と翻訳版を両方読むことはまずないので、私にとってはかなり希有な経験。Joseph Brodskyはロシアの詩人なのでオリジナルはロシア語かと思っていたら、彼はソ連時代に迫害を受け、結局アメリカに亡命し、このWATERMARKは亡命後英語で書かれたものだった。だからこれがオリジナル。彼は毎年冬になるとヴェネチアを訪れている。Wate...

ラデツキー行進曲

寓話のような 「聖なる酔っ払いの伝説」 から一転して、これは渾身の作と言っていいJoseph Rothの代表作。1859年のソルフェリーノの戦いで、皇帝フランツ・ヨーゼフ一世を敵の銃弾から救い、男爵に叙せられたヨーゼフ・トロッタ、その息子の郡長、そして孫の少尉カールと、トロッタ家3代を通して、第一次大戦中の1916年まで生きた皇帝と、ハプスブルク家のオーストリア帝国の落日を描く。作品が書かれたのは1932年だから、現代の...

Small World

Malcolm Bradbury にちょっと浮気して、再びDavid Lodgeに戻る。 「The British Museum is Falling Down」 も面白かったけれど、これを読むとあれは結構Slapstickだったなあ、と思う。こちらはゲラゲラ笑わない、ニヤっと笑うようなちょっと大人向けのコメディー。小技使いというか、ポンと入れられた一言(一単語?)にニヤっとくるような面白さ(伝わるかなあ・・・)。 David Lodgeの文章はとっても歯切れがいい。(単語のわ...

Includeはプラスかマイナスか?

本が読み終わらない繋ぎ記事。そー言えば、最近英語のことを書いていなかったし。さて問題。朝一番の在庫がある。当日販売して在庫が減る。販売後の在庫数を英語で表現する場合INCLUDE SalesEXCLUDE Salesどっちが正しいのか未だにわからない。わからないことは通常 ”まあ、いいや” で済ませている私だけど、これは済ますわけにはいかなくて、いつも困る。なぜ今までこんなよくある話しを素通りして仕事が出来ていたのか不思議。...

Appendix

プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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