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Little Misunderstandings of No Importance

邦訳が出る気配がないAntonio Tabucchi。翻訳されていないものがかなりあることまではわかるんだけれど(専らWikiで調べる)、原文表記のままだとイタリア語で、じゃあそれが英語ならあるかと英語Wikiに飛んでみてもこれまた編集不十分・更新作業不十分でよくわからん。この本もAmazonにあったから買ってみたけれど、よくよく調べたら、「Piccoli equivoci senza importanza」というタイトルで1985年出版、つまり初期の作品だった...

存在の耐えられない軽さ

「無知」 や 「不滅」 を読んだ後この本にたどり着くのは、なんだか今さら・・・みたいな感じがして恥かしい。映画にもなったし、タイトルのインパクトも強いし、話題にもなった。ネットで探せばレビューもうんざりするくらい沢山あり、それだけで私としてはやや反発する。しかも出だしが、「永劫回帰という考え方はミステリアスで、ニーチェはその考えで、自分以外の哲学者を困惑させた」 なんて始まり方をすると、嫌味な奴・...

ブーベ氏の埋葬

祝・新規訪問のご祝儀はこの本。セーヌ河畔の古本屋が立ち並ぶ(今でもあるの?)セピア色の風景がなんとも素敵。日本の単行本には少ないちょっと小振りサイズのソフトカバー(私の好きなタイプ)。無愛想な親父から買ったというおまけもつき、ちょっと期待させてくれるなあ。ブーベ氏の埋葬 【シムノン本格小説選】(2010/12/21)ジョルジュ・シムノン商品詳細を見るGeorges Simenonって人は「メグレ警視シリーズ」が有名だけど、相...

Sociology the basics

訳あって、私にとっては異次元の本を読んだ。タイトルどおり社会学入門書。著者はれっきとした英国はエセックス大学の名誉教授(だって)。決してお堅い本でもないけれど、いかにも入門書。表紙の玉子たちの意味するところが何なのかはよくわからないけれど、表紙ほどには柔らかい本でもない(笑)。これ1冊読めば、社会学がわかる!とか、そういうことではなく、足がかりをつけてくれる本。Sociology: The Basics(2010/06/25)Ken ...

雨過天青

十二世紀の初めごろ、中国皇帝のために青磁を焼いた窯「汝窯(じょよう)」で焼いた青磁の最高峰、その青をこう形容するらしい。雨過天青雨の過ぎ去った後の雲の切れ間から見える空の色、「雨過天青雲破処(うかてんせいくもやぶれるところ)」 の青、それはこんな青。澄んでいるけれど透明ではなく、凛としているが柔らかい。この青を出す釉薬には、鉄分を含む長石という石の粉を混ぜ、独特の青を生み出すらしいのだが、それさえ使え...

鉱物

買いました、書物の王国シリーズ「鉱物」。「架空の町」が普通の思える位、こちらはさらにマニアック、たぶんこれがそもそも意図した編集路線だったんだろう。入れたい話しをピックアップして、シリーズのテーマは後から合わせて作ったんじゃないだろうか?第一弾「架空の町」 はこちら。鉱物 (書物の王国)(1997/12)アンドレ ブルトン商品詳細を見るこの品揃えを見よ!・「石の夢」 澁澤龍彦・「貝の火」 宮沢賢治・「水晶物語...

通勤日記・その2

日々、目黒駅から権之助坂をテクテクと歩いて通勤。目黒って都会だと思っていたけど、この権之助坂の両側に伸びる商店街はアーケードになっていて、どことなく昭和の香り漂うなんともノスタルジックな側面を残し、時々、ええっって思う程の古い建物やお店がある。本読みの性でどこにいっても本屋は即座に目に飛び込んでくる、特にそれが古本屋だったりすると釘付けになる。で、一軒あるのですよ、古本屋が。。。それも絵に描いたよ...

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プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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