Entries

水の鏡

どこかで読んだ何かの本でこの「水の鏡」のことを何か言ってたような気がするけれど、どこで何を何て言っていたのか全く思い出せない。思い出せないまま例の古本カフェで本だけ見つけてしまう。曖昧な気持ち悪さのまま買うだけ買ってみた (こうやって本が増えるんだな・・・)水の鏡(2001/10)ロジェ グルニエ商品詳細を見るNegativeという言葉はこの本のためにあるんじゃなかろうか?暗くて悲惨な話しばかり。収められているのは...

キャンバス

以前に 「螺旋」 という本を読んで、このスペインの新星を知った。その本がデビュー作というSantiago Pajaresは1979年生まれ、若干25歳で書いた「螺旋」で若手作家の有望株に躍り出てしまった。別に、ひとり「スペインウィーク」をしようと思っているわけじゃないけれど、「仔羊の頭」からいきなり若干30代の若手作家だから、少なくとも日本で刊行されているスペイン文学は、やっぱり戦後文学がすっぽり抜けている感じ。キャンバ...

Blood Work

Harry Boschシリーズとは別のTerry McCalebシリーズ。Boschシリーズともクロスオーバーするらしいので、飛ばさずに読むことにした。久しぶりのエンタテイメントで、小難しい本が続いたからなのか、スラスラ読めて快適。休憩本はいいなあ。読み易いだけでなく、後味がいいのも止められない理由。確かにベストセラーというのは、誰でも読めるってことが大切だろうけど、読み終わった後、チョンって感じの本もあるし、お仕着せの正義...

How comeとWhyは違うよね?

「How come」 は英語で本を読むようになるまで知らなかった。仕事メールで見たことはないし、英語を第二外国語として使う国の人たちがヒョイと使う言い方でもなさそう。本でも会話には出てきても地の文にはさほど出てこない。私がエラかったところは、最初に出会った頃から、え??とは思わずに、ははあ、なるほど、と思えたところ(自画自賛!)まあ確かに 「Why」 と似ている。Whyに置き換えてしまっても、まあ、だいたいイケ...

仔羊の頭

セルバンテス賞コレクションと題して、その受賞作家を順次紹介するという企画の中の1冊。セルバンテス賞はスペインで1976年に創設されたスペイン語圏で刊行される文学作品を対象とした賞。この1976年という年の意味するところは、フランコ将軍亡き後創設された、ということ。Francisco Ayala(1906-2009という長寿を全うした人!)はグラナダ生まれのスペイン人で、スペイン内戦を経験し、内戦後アルゼンチンに亡命し (そこでボ...

わが夢の女

森毅氏が解説を書き、挿絵は佐々木マキ。結構力が入っている。その森毅氏、『ちくま文学の森』というシリーズがお気に入りで、戦後の学生時代、この本を闇市の古本屋で買ったらしい。で、このMasshimo Bontempelli マッシモ・ボンテンペルリって誰?(誰か知らずに私はいつどうやって見つけて買ったんだろう??)わが夢の女―ボンテンペルリ短篇集 (ちくま文庫)  Bontempelli は政治的にはファシストで、文学的にはインターナシ...

芸術家

「書物の王国」 3冊目は 「芸術家」。 コクトーの描く「マリー・ローランサン」、稲垣足穂の描く「佐藤春夫」、山東京山が描く「滝沢馬琴」など、実際に存在した芸術家というテーマで集められたアンソロジーがこの「芸術家」。芸術家と言いながら絵描きや音楽家にも増して、文学者家がやたら多い。芸術家 (書物の王国)(1998/10)トーマス マン商品詳細を見る「芸術家の肖像」葛原妙子「ダンテ・アリギエリ」 フランコ・サケッテ...

Appendix

プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

Calendar

<
>
- - - - - - -
- - 1 2 3 45
6 7 8 9 10 1112
13 14 15 16 17 1819
20 21 22 23 24 2526
27 28 29 - - - -

全記事

フリーエリア

フリーエリア