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求む、有能でないひと

古本カフェにあることはず~~と知っていたけれど、Chestertonのくせに、そして国書刊行会発行のくせに、このチープな啓蒙書のようなタイトルがちょっと気に喰わずシカトしていた。が、「木曜の男」を読んだ今となっては、あの逆説の大家のコラム集というのは、かなり気になる。求む、有能でないひと(2004/02)G.K. チェスタトン商品詳細を見るこの本は元々、新聞や雑誌に発表されたChestertonのエッセイを抜粋してまとめたものらし...

フェルトリネッリ

晶文社の「本の本」シリーズ。副題は「イタリアの革命的出版社」。イタリア出版界と聞いたら、このジャンジャコモ・フェルトリネッリが誰だか知らなくても、登場しそうな作家を思い描くだけで、とても素通りはできない。フェルトリネッリ(2011/02/09)カルロ・フェルトリネッリ商品詳細を見ると思っていたら、期待は大きく裏切られる。イタリアの出版人、波乱の46年を生きたジャンジャコモ・フェルトリネッリの生涯を10歳でその父を...

夏休み~~

ささやかながら先週の土曜日より夏休み、但し本日で終了。何をしたわけでもなく週末の延長のようなダラダラ具合。掃除しなきゃ、洗濯しなきゃ、と終わると睡魔に襲われ昼寝。てな具合で、休日は案外本が読めない。休みに入る前は、これとあれを読破しようとか目標設定をしてみるけど、その通りにいったことはないね・・・月曜と火曜は実家で過ごした。実家の周りはどんどん新しい家が建っていて、築50年を超えるウチなんかは、もう...

わたしの物語

Amazon.comで薦められ、唯一の邦訳本からスタート。ラテンアメリカ文学界では、既に名声を博しているけれど、日本には紹介されていなかった。掘り出し物になるか?わたしの物語 (創造するラテンアメリカ)(2012/07/27)セサル・アイラ商品詳細を見る「わたしの物語」は著者のCésar Airaの自伝的小説らしいのだけれど、”わたしがどのように修道女になったか” がわたしの物語だと書き始めておきながら、今は修道女になった女性が子供...

木曜の男

実はChestertonは、「バベルの図書館」の第1巻を飾った「アポロンの眼 (バベルの図書館 1)」を読んだ、はずなんだけれど、全く記憶に残っていない。世界文学全集には絶対に登場しそうな、ちょっと取っ付きにくそうなこのChestertonは、喰わず嫌いどころか、恐れ多くて手を出す気にもならなかった (文庫本¥250に出会うまでは)。100年以上前の1905年に発表されたこの本、The Man Who Was Thursday がオリジナルタイトル (こ...

ナペルス枢機卿

ボリュームの少なそうなものからチビチビと消化している「バベルの図書館」シリーズ。ナペルス枢機卿 (バベルの図書館 12)(1989/04/21)グスタフ・マイリンク商品詳細を見る「J・H・オーベライト、時間―蛭を訪ねる」「ナペルス枢機卿」「月の四兄弟」Meyrinkと云えば、「ゴーレム」。読んだことはないし、Meyrinkの作品もこれが初めて。幻想作家というくくりもあるらしいけれど、彼自身の経歴をボルヘスの「序文」で読む限り、これ...

どうして僕はこんなところに

「Utz」 や 「The Viceroy of Ouidah」 や 「パタゴニア」 を読んで、わかろうとわからなかろうと、やっぱり好きなBruce Chatwin。原題は「What am I doing here」。Chatwinが自らの死期を悟り、自らの文章をまとめ編集し、彼の死の年1989年に出版された、つまりは彼の遺書である。だから読みながらずっと考えてしまった。What am I doing here ってどういう意味なんだろう?どうして僕はこんなところに(1999/09)ブルース チ...

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プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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