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厳重に監視された列車

チェコの作家、Bohumil Hrabalは2冊しか邦訳本がでていないから、英語版を探しながら 「I Served the King of England」 を読んだりしていた。Amazonでふと見つけてしまったこの本、ああ、新しい本が出たんだ!と即ポチをし、到着した本を見て思う、なんだかどこかで聞いたことがあるような、ないような・・・ 英語で読んだ 「Closely Observed Trains」 だった。ま、いい。鮮明に覚えているわけでもなし、ちゃんと理解できた...

The Closers

気が付けば、というか、数えてみたら、この本でMichael Connellyも13冊目だった。毎回違うようで同じ(笑) 慣れるということは凄いことで、Michael Connellyを読む時だけは、余裕をかまして読める。お馴染みの常連メンバーはもちろん、今回初お目見えの人物だって、広い心で受容れてあげられるし、説明もないような警察内部の部署名の略語が分からなかろうと、もう今さらどうでもいい(ってな気分で読める)The Closers (Harry B...

Something

Somethingなんて出会ったのは、きっと中学校教科書だろうから、な~~にも考えちゃいなかったけれど、今頃になってどんな言語でも話し言葉である限り、曖昧さって表現できないと困るということがよくわかる。日本語は曖昧だと云われるものだから、じゃあ英語ってはっきりしているのかと云うと、そうとも云えるし、そうでないとも云える。はっきりしていると思ってしまうのは、日本語では区別しないものを区別するような場合、それ...

エバ・ルーナ

いままでIsabel Allendeをストーリーテラーだと気付かなかった私は相当に鈍い。この人は史上最強のストーリーテラー。もう、ただただ面白かった。エバ・ルーナ (文学の冒険) Isabel Allende 舞台は独裁政権下の南米のとある国(これはアジェンデの亡命先、ベネズエラ)。密林の捨て子だったコンスエロは、死体を永久保存できる秘法(剥製作り)を発明した博士の屋敷で家政婦として働き、意識を失ったインディオの庭師と 一度だけ...

ペドロ・パラモ

古本カフェのお兄さんのご推薦。Juan Rulfoはメキシコの作家。生涯2冊の本しか残さなかったにも関わらず、ガルシア・マルケスの「百年の孤独」と双璧をなすラテンアメリカの代表的な作品と云われているらしい。なのに流通部数の少なさといったらない。この岩波の文庫は定価¥600のくせに、Amazonに行ったら、¥2600もの値が付いている。ちなみに私は¥500で売ってもらえた(感謝!) ラテンアメリカ文学に興味があるなら、これを...

Night Train to Lisbon

ポルトガルに惹かれる者にはタイトルだけで既に魅力的。表紙にはあのIsabel Allendeのコメントものっていてびっくり。 "A treat for the mind. One of the best books I have read in a long time"Night Train to Lisbon(2007/11)Pascal Mercier商品詳細を見る裏表紙にはこんな評も。"If you liked Carlos Ruiz Zafon's The Shadow of the Wind, you'll love international bestseller, Night Train to Lisbon" なるほど、The Shad...

無声映画のシーン

現役作家で、新刊でも買ってしまう人というのは貴重な存在。「黄色い雨」と、「狼たちの月」に続く邦訳第三弾が早くも発売されたところをみると、翻訳者、木村榮一氏はよほどJulio Liamazaresが好きなんだろう。無声映画のシーン(2012/08/23)フリオ・リャマサーレス商品詳細を見る28枚の古い写真から、スペイン北部の小さな鉱山町オリューソスでの少年期12年間の思い出を描く28の物語集。過去の写真を眺めながら回想される昔は、記...

Appendix

プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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