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最後の審判の巨匠

Leo Perutz、本命は 「夜毎に石の橋の下で」 なんだけれど、発売したてなので、値が下がるのを待っている状態。その隙に他にないのかと探したらこんなものが見つかった。最後の審判の巨匠 (晶文社ミステリ)(2005/03/01)レオ ペルッツ商品詳細を見る困った、こんなに困った本に出会うのは久しい(笑)一人称のスピーカー、フォン・ヨッシュ男爵が実は犯人というオチは、ミステリー小説をあまり読まない私にはなるほど、斬新。前書...

釣瓶落としの先にあるもの

今月初日には残暑気分でいたのがウソのよう。木枯らし一号も知らぬ間に吹いていた。急に寒くなったわけじゃないけれど、なんだが今日は妙に寒さを実感した一日。会社は窓に近い席なので 「秋の日は釣瓶落とし」 がやたら実感できる。ま、釣瓶を井戸から落とした経験はないんだけれど、滑車がするする、とーーん、と落ちる様はちゃんと想像できる (断頭台もついでに浮ぶけれど、これじゃあ、情緒が全くない・・・)さてそんな北...

早すぎた夕映―評伝 有元利夫

ショックを受ける絵というのはそうそうあるものじゃなくて、私は今までに2度しかそういう絵には出会っていない。最初は何を隠そう小学6年生のとき。相手はクリムトの「接吻」。この絵はいつか見ようと夢見ながら、15年後に念願が叶いウィーンで出会えた。そして2つ目が有元利夫の絵。早すぎた夕映―評伝 有元利夫 - 米倉守彼の画業を視つづけた美術評論家、米倉守による書き下ろしがこの本。古本カフェにこそっと置いてあったも...

ブラス・クーバス死後の回想

こちらで初めて読んだ光文社古典新訳文庫。最初に買うはずだったこの本にようやく到着。この文庫シリーズは字がデカイ。行間も広い。あとがきも入れたら560ページの大作ながら、ページをめくるスピードはやっぱり早い。「こんなに豊饒で魅力に満ちた古典を、なぜわたしたちはこれほどまで疎んじてきたのでしょうか。ひとつは古臭い教養主義からの逃走だったのかもしれません。真面目に文学や思想を論じることは、ある種の権威化で...

四人の申し分なき重罪人

「木曜の男」 の後は、ブラウン神父シリーズに行く予定だったのだけれど、Kindle版をタダ同然で手に入れた後はほったらかし。で、こちらから。四人の申し分なき重罪人 (ミステリーの本棚)(2001/08)ギルバート・キース チェスタトン商品詳細を見る粗筋はAmazonからのパクリ。特種を追って世界中を駆けめぐる新聞記者ピニオン氏は、ロンドンで4人の不思議な人物に出会った。「誤解された男のクラブ」の会員である彼らは、やがてそれ...

フリアとシナリオライター

ノーベル文学賞Weekと題して莫言氏の作品、ではなく、一昨年2010年の受賞者、Mario Vargas Llosaにようやく手を出してみる。ノーベル文学賞を受賞されてしまうと、何だか小難しいものにあたりそうで敬遠してしまうけれど、読んでみてビックリ。Llosaの他の作品はどうもシリアスなものが多いそうだけれど、これはコミックノベルかと思うほど、これでノーベル文学賞でいいのか?と思うくらい、とにかく楽しくて明るい。フリアとシナ...

The Cat's Table

実はこれがKindle for iPhoneで完読した最初の本。6月に買ってから3ヶ月以上。無料のサンプルも入れたら5~6冊購入してやっとこれで最後まで行き着いた。Kindle for iPhoneは立っていても、数分の隙間時間でも読める半面、しっかり座ってしまうと開く気になれない。ちょっと齧ってほったらかし、別の本をちょっと齧ってほったらかし、と気が乗らなければ投げ本にするには、絶好のツールだとも言える。The Cat's Table(2011/10/04)M...

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Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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