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いばりんぼの白馬

「レクトロ物語」 以来のライナー・チムニク。まだこんな邦訳があったのね。「セームの釣りびとヨナス」は既読だけれど、「いばりんぼの白馬」は初お目見え。古本カフェのお兄さんに感謝。文庫本なのがちょっと残念。そしてバロル舎から出ているあの美しい3冊の本たちの素敵さに改めて感謝。セーヌの釣りびとヨナス;いばりんぼの白馬 (福武文庫―JOYシリーズ)サーカス団で暮らす後ろ足だけで立つという凄い芸当ができる白馬。サー...

神と野獣の都

絶対にタイトルで損してるね、この本。折角の史上最強の語り部、アジェンデなのに。。。現実である日常のあれやこれやの嫌なことや、ストレスからの開放は、アジェンデに限る。舞台は一気に夢の中、アマゾン探検へ!神と野獣の都 (扶桑社ミステリー)(2005/07)イサベル・アジェンデ商品詳細を見る主人公は15歳の少年のアレックス。彼の成長物語でもあり、もちろんアジェンデ十八番の夢中になれる ”ものがたり” でもある。少年少女...

チェパーエフと空虚

1962年生まれのロシアのポストモダン作家。ベストセラー作家。奇才。私にとっては未開の地ロシアに、さァ、新風を吹き込んでおくれ・・・チャパーエフと空虚(2007/04)ヴィクトル ペレーヴィン商品詳細を見るペレストロイカの果てのソ連崩壊1991年はよく憶えている。そんなことが起こるんだと、とにかく驚いた記憶は今でも鮮明。その後の市場経済導入。戦後の日本のようなものを想像してよいのかどうか、でも単なる体制の変化では済...

Bruno, Chief of Police

仕方ないので、Kindle版を買ってみた(内輪ネタ)。舞台はフランス南西部ドルドーニュのSt. Denisという架空の小さな村。人口3000人。主役のBruno署長は、署長といっても村で唯一の警察官。作者のMartin Walkerはイギリスの元Guardian紙のジャーナリストで、本人もここに住んじゃったというくらいなので、自身の経験は半分くらい脚色されて作品の一部と化しているんじゃなかろうか?美食の町らしく、ワインだのフォアグラだのトリ...

桜中継

谷中墓地は墓地だけれど、花見シーズンには陣取り合戦が行われ、墓地らしからぬお花見スポットと化す。桜満開目前の金曜日の夜。既に宴会の1つや2つは開催されているのかと思いきや、意外にも静かな夜だった。花見客で賑やかな昼間鑑賞する桜には全然興味がないけれど、こんな夜桜ならまァ、いっか・・・という気持ちになる。 三寒四温の波が読みきれず、昨日は寒い思いをし、今日は油断せずにそれなりに着込んだら、”四温”の方...

ポーランドの不条理作家・劇作家の短編集。1930年生まれ、1963年に亡命。ポーランドという国を知らないとわからない風刺も多いけれど、ショートショートを中心に39篇のシュールな作品集。象 (文学の冒険シリーズ) スワヴォミール・ムロージェック動物・小人・雪だるまなど使われるモチーフが可愛いくて、童話的な作品も多い。確かに分からないものは多かったけれど、分からなくても、次はなんだろう、次はなんだろうと、どんどん...

春便り

昨日桜の開花宣言が出たので、ウチの桜はどうかしらん?とウチの桜を見に行った。ウチの桜?つまりは谷中墓地の桜ね・・・ あ~咲き始めてる。写真が下手で申し訳ないけれど、肉眼ではしっかり確認済み。確かにチラホラと薄いピンクが見える。丁度彼岸入りの本日、谷中墓地はお供えの鮮やかな花たちが目に付くようになっていた。中日の20日はきっとお香の香りが立ち込め、花見に先駆けて墓地は賑やかになるんだろうなあ。「やなか...

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プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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