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Middlesex

このところ、英語本は勝手知ったる楽チンなシリーズものばかりダラダラと読んでいたので、これだけ小さな文字で狭い行間で、600ページあって、しかも2003年のピューリッツァー賞受賞作品というしっかりした(??)作品を読むのは久しぶりだった。Middlesex(2002/04/30)Jeffrey Eugenides商品詳細を見る主人公、そして語り手はCalliope。女の子として生まれ、当然ながら女の子として育った彼女が、14歳の時に自分は男性、両性具有...

顎十郎捕物帳05~ねずみ

続々といくぞぉ。顎十郎捕物帳 05 ねずみ(2012/10/04)久生 十蘭商品詳細を見る伝馬町の堺屋の主人、嘉兵衛ら三人が虎列剌(ころり)に似た症状で死亡した。自分が毒を盛ったと手代の忠助が自白するが、どうも犯人は忠助とは思えない。さて、今回顎十郎のライバル登場。これは対決第一弾。南町奉行所の並同心の藤波友衛。なんだか鼻につく嫌なやつ(笑)。へらへらした顎十郎と対照的で、こちらは天下の南町奉行所、江戸で一二を争...

銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件

130ページ、1200円、30分で読了。コストパフォーマンスは相当に低い。原題は「The Tiny Wife」なので正直面白くも何ともない。邦訳のタイトルは見事だ。作戦にはまり思わずタイトル買いしてしまう。銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件(2013/09/11)アンドリュー・カウフマン商品詳細を見るある日、カナダの銀行に紫色の帽子をかぶった強盗がやってきた。彼はその場にいた十三人から“もっとも思い入れのあるもの”を奪い、去り際...

眠くて死にそうな勇敢な消防士

「モラヴィア動物寓話集」とある。大御所のイメージのあるモラヴィアと動物寓話集と、そしてなんとも間抜けな面をしたマナケモノ?がで~~んと描かれた表紙、どうにも不思議な取り合わせのこの本は一体なんだ?眠くて死にそうな勇敢な消防士―モラヴィア動物寓話集(1984/09)アルベルト・モラヴィア商品詳細を見るあとがきによると、元は豪華絵本として出版されたそうだが、これが子供向けなんて勿体無い。24の短篇に登場する動物は...

The Wings of the Sphinx

シリーズ11作目。ここまで来ると、全く気合いなどない、いや、気合いが入らない時に読む本になってしまった。The Wings of the Sphinx (Montalbano 11)(2010/12/10)Andrea Camilleri商品詳細を見るタイトルを見て、「スフィンクスの翼」かと思いきや、これは ”Sphinx moth” なる ”雀蛾” (蛾よ、蝶じゃなく)。肩にこの蛾の刺青ある若い女性の死体が発見された。身元不明。情報提供を求めたところ、同じ刺青を持つ女性を知って...

顎十郎捕物帳04~鎌いたち

鎌いたちという言葉には、何だかゾクゾクさせられるものがある。科学的に在り得ないと云われても、いやいや・・・此の世には科学では解明できないものがあるんだよ。。。顎十郎捕物帳 04 鎌いたち(2012/10/04)久生 十蘭商品詳細を見る出だしは魚釣談義。暇を持て余した顎十郎が、釣でもするかなあってなノリなのかと思わせて、これが事件の解決に繋がる。続けざまに五人が深く咽喉を斬られて死ぬという怪事件。顎十郎の叔父、森川...

顎十郎捕物帳03~都鳥

いやはや、すっかり気に入ってしまった捕物帳。15分程度で読める短篇1つ1つにブログ記事を書いていたら、この捕物帳だけで24個もの記事を書かにゃあならん。顎十郎捕物帳 03 都鳥(2012/10/04)久生 十蘭商品詳細を見るとにかく出だしが実にいい。「はて、いい天気だの」 紙魚(しみ)くいだらけの古帳面を、部屋いっぱいにとりちらしたなかで、乾割(ひわ)れた、蠅のくそだらけの床柱に凭れ、ふところから手の先だけを出し、馬鹿...

Appendix

プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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