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身体巡礼~ドイツ・オーストリア・チェコ

珍しいですね・・・と誰にも云われていないけれど、自分で気恥ずかしい思いをしながら買ってしまった。「ドイツ・オーストリア・チェコ編」と云うからには、他の編もあるのか?あるらしい、次はイタリア・ポルトガル・フランス編が準備中だということだ。何はともあれ、中欧は魅力的だ。しかも墓巡りらしい。墓といえば、谷中墓地。思いっきりローカルで個人的な繋がりだが、そんなこんなで、売れ筋に絶対なりそうな、だから絶対買...

南国に日は落ちて

「蜘蛛女のキス」で有名なManuel Puigの遺作。南国に日は落ちて(1996/10)マヌエル・プイグ商品詳細を見るリオで暮す妹ルシのもとへブエノスアイレスからやってきた姉ニディア。片やロマンチスト、片やリアリストの二人は隣りの女性やハンサムなガードマンをめぐって噂話に花を咲かせる。だが、妹は息子の転勤にともないスイスへ移住、南国を偲びつつその地で病死する。周囲のはからいで妹の死を知らされない姉は、リオで待ち続け、...

十蘭レトリカ

しつこいが、また十蘭(5冊文庫本を買っちまったので・・・)十蘭レトリカ (河出文庫)(2012/01/07)久生 十蘭商品詳細を見る「胃下垂症と鯨」「モンテカルロの下着」「ブゥレ=シャノアヌ事件」「フランス感れたり」「心理の谷」「三界万霊塔」「花賊魚」「亜墨利加討」舶来物とでも云うのか、パリいや巴里ものが若干多いが、変則海洋もの、十蘭風恋愛もの等々、相変わらずの多彩で多才な「十面体の黒ダイヤ」ぶりだった。こうも続...

The Potter's Field

シリーズを読み続けているBoschとMontalbanoが最近ごっちゃになることがある。まったく違うタイプの刑事なのだから、混乱するはずはないのに、どうも私の脳みその中では二大巨頭になっている。お馴染みシチリアの旨い物尽くし、グルメなMontalbano、かたや硬派なくせして、朝メシはこてこてドーナツ、ジャンクフードに頼り切っているBosch。Boschは実はどこかの巻からか全面的に禁煙を貫き、今に至る。一方Montalbanoは好きなだけ...

シルトの岸辺

私は確か、文庫本が好きではなかった。いや確に今でも好きではないはずだ。。。 携帯に便利、軽い、薄い、小さい、安い、といいところを挙げればキリがないが、好きや嫌いは理屈ではない。その軽薄短小ないかにも現代の潮流に乗っかって、支流の態度を決めているのが気に入らない。本と言うものは、作品自体が読めればそれでいいのかと、年配者は思うのである。と云いながら、最近のこの体たらくぶりはなんだ??? が、が、久生...

鄙の宿

先日、東京国際ブックフェアに有給休暇をとってまで行ってきた。去年は行きそびれたので念願の・・・だった。出版関係者の商談の場でもあるのだが、金・土は一般にも開放され、そこで本が定価の2割引きくらいで買える。普段、古本ばっかり買っているのに、いまさら定価の2割引に狂喜乱舞はしないけれど、定価からちっとも落ちない本もあるし、発売間もないものはやっぱり2割は落ちない。だからそんな本が2割引きはやっぱりオイシイ...

ローマのテラス

パスカル キニャールをもうひとつ。こちらもなかなかステキな装丁。2000年度のアカデミー・フランセーズ小説大賞受賞作。だが、130ページで¥1900はちと痛い。ローマのテラス(2001/07)パスカル キニャール商品詳細を見るこの人は、言葉が少ない人なんだな。物理的な行間も広いが、描写の行間も広い。散文詩といったほうがいいくらいの細かい断章が46(それでもやっと120ページ)。後半は時系列も崩れてくるので、ますます断章の色...

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プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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