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暑さ寒さも彼岸まで

その彼岸も過ぎてしまったので、もう夏の風情などどこにも残っていない。今年は残暑らしい残暑もなかった気がするし、既にソファでウトウトしようものなら、ちょっと肌寒くて、知らぬ間に毛布をかけて寝ていて驚いた。先週ベランダのサンシェードも片付けてしまったが、もう灼熱地獄を心配することもなさそうなので、陽に当たっている植物も気持ちよさそうだ・・・・で、本日は夏の名残のお片付け。毎年トマトが旬を迎える頃、バジ...

碧玉の杖

書物の王国で二度程遭遇しているアンリ・ド・レニエ。「人形」 と 「分身」で、ちょっと身震いしてしまったので、本腰を入れて探してみようかと思った矢先に古本カフェの片隅にひっそりと生存していることに気付いた。1864生-1936没だから、もう既に青空文庫でも登場している。碧玉の杖 (1984年) (フランス世紀末文学叢書〈3〉)(1984/05)アンリ・ド・レニエ商品詳細を見る今、ふつーに購入出来るとすると、『ヴェネチア風物誌』と...

鳥たちをめぐる冒険

古本カフェには文鳥様がいらっしゃる。(あ、勝手にwesiteからもらっちゃいました) 店主は目の中に入れても痛くないほど可愛がっている様子。鳥かごの中とはいえ、特等席に鎮座していて、そこは漏れなく文鳥とともにしばし時を過ごせる、格好のテーブルになっている。 その古本カフェ改め、文鳥カフェの1コーナーに鳥関連本が並んでいるのだが、ここに通っていなかったら、一生読まずに終わったのが、こんな本。鳥たちをめぐる...

ハープと影

ラテンアメリカ色々あれど、このAlejo Carpentierは大御所ながら、どうもぼんやりしている。どうしてなんだろうと、過去読んだ本をみていたら、あ、まだ2冊しか読んでいなかったのね。その1 「この世の王国」、その2 「バロック協奏曲」。もっと読んだ気になっていたが、何のことはない、買ったまま積み上げている本の方が多いだけのことだった。ハープと影 (新潮・現代世界の文学)(1984/11)アレッホ・カルペンティエール商品詳...

十蘭ラスト傑作選

これが立て続けに5冊買った十蘭の最後。シリーズ全7巻の実際に最後を飾った最終巻でもある。全7巻ってことは私は2巻ミスっているわけだ。アマゾン探索に行って来よう。あ、そして青空文庫でダウンロードしたままほったらかしの「魔都」があったし、実は最近結局文庫で買ってしまった「顎十郎捕物帳」を網羅し、更に「平賀源内捕物帳」まで網羅した「日本探偵小説全集8~久生十蘭集」なんていう分厚い本もあったんだった。十蘭ラス...

オーランド

ヴァージニア ウルフを読むとは思っても見なかった。オーランドーとは何者?36歳の女性にして360歳の両性具有者、エリザベス1世お気に入りの美少年、やり手の大使、ロンドン社交界のレディ、文学賞を受賞した詩人、そしてつまりは…何者?性を超え時代を超え、恋愛遍歴を重ね、変化する時代精神を乗りこなしながら彼/彼女が守ってきたもの。奇想天外で笑いにみちた、再評価著しいウルフのメタ伝記。下世話だけどそそられる紹介文だ。...

The Rise & Fall of Great Powers

かれこれ3年以上も前に読んだ 「The Imperfectionists」 は、かなりな掘り出し物で、若い現代作家にはとんと興味を示さない私が、絶賛しちゃおうかなあ、と思った作家。これはデビュー作だったけれど、2作目が出た暁には是非ともトライしようと思いながら、いつまでたっても新刊情報はでてこない。そしていくら私が面白いと云ったところで、「The Imperfectionists」は邦訳されるとなると、ちょっと地味だし、キャッチーな帯も作...

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プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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