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第四の館

SFには若干の偏見がある。でも発行が国書刊行会だったらいいかなあ・・・ レイフェル・アロイシャス・ラファティもちょっと古め(1914年生 → 2002年没)だからいいかなあ・・・・ 第四の館 (未来の文学)(2013/04/29)R・A・ラファティ商品詳細を見る総論としては、やっぱり分類分けってどうでもいいってことだ。「幻想文学」だって、幻想に騙されると、永遠に読みそうになかったし、SFだって何も近未来のドンパッチだけでもなし...

超男性

つい妥協して、白水Uブックスで手を売ってしまったが、超男性 (白水Uブックス)(1989/05)アルフレッド ジャリ商品詳細を見る  単行本の方はちょっとステキな装丁。ジャリは初。シュルレアリスム先駆者だの不条理文学の詩人だのと云われたら、きっと私の手には負えないと思っていた。ジャリと云えば、『ユビュ王』 だが、このユビュ王は以前Paul Austerの「Invisible」で引用されていて、ちょっと気になってはいたが、演劇は詩以...

血の伯爵夫人(2)

さて、後半。血の伯爵夫人 (2) (文学の冒険シリーズ)(1998/09)アンドレイ・コドレスク商品詳細を見るバートリ・エルジェーベトの狂気については、それを殊更煽るほどではなかった気がする。むしろ終盤にかけて尻すぼみした位。彼女の政敵たるハプスブルグ家などによるでっちあげ説もかなり信憑性があるし、本文ではその部分もしっかりと述べている。たしかにグロテスクではあるが、若さと美貌を保つため、処女を片っ端から殺し、そ...

血の伯爵夫人(1)

このタイトルといい、上下巻2冊といい、私にとっては厄介な要素が2つあった。が、これはれっきとした「文学の冒険シリーズ」で、内容を読むと、すこぶる興味深い。でも1巻でたかが300ページ、余白も満載だし、1冊でまとめあげて欲しかったなあ。まずは上巻から。。。血の伯爵夫人 (1) (文学の冒険シリーズ)(1998/09)アンドレイ・コドレスク商品詳細を見る「血の伯爵夫人」は、バートリ・エルジェーベトという16-17世紀に生きたハン...

天使も踏むを恐れるところ

Edward Morgan Forster  有名なところでは、映画にもなったこんな作品眺めのいい部屋 A Room With A View ハワーズ・エンド Howards Endインドへの道 A Passage to Indiaモーリス Mauriceどうしてこの本を買ったのか思い出せないまま、彼の処女長篇作を読んでみた (期待値は低かったが・・・)天使も踏むを恐れるところ(1993/09)E.M. フォースター商品詳細を見るこんな本は久しぶりに読んだ。こんな本とは、登場人物が誰が誰だ...

博物誌

ブドウ畑のブドウ作りを読んだので、折角だから「博物誌」にも手を出してみることにする。有り難いことに、青空文庫で読める。博物誌 (新潮文庫)(1954/04/19)ジュール・ルナール商品詳細を見る動物、昆虫、果ては植物まで、博物誌と銘打つだけあり、田舎に生息する人間以外の生き物を対象に、長いものでは数ページ、短いものでは一行(因みに、ブドウ畑のブドウ作りで登場した蛇は、ここにも重複して掲載されている)の観察日記と...

ビリー・ザ・キッド全仕事

年に一度くらい、国書刊行会のサイトに行き、『文学の冒険』シリーズの全作品を上からなめる。随分読んだつもりだけれど、改めて眺めてみると、ああ、こんな取りこぼしが・・・・と取りこぼしを発見すると補充したりする。Michael Ondaatjeは、The Cat's Table 以来。 「The English Patient」 の邦訳版、 「ディビザデロ通り」、「The Cat's Table」 そして4冊目になるこちら。ビリー・ザ・キッド全仕事 (文学の冒険)(1994/0...

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プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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