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モンキー・ワイフ―或いはチンパンジーとの結婚

1977年というから今となってはかなり古い本。チンバンジーと結婚したイギリス人の物語。コメディではなく至極真面目な純文学。序文=西脇順三郎、跋文=安岡章太郎という何とも豪華なバックアップだ。モンキー・ワイフ―或いはチンパンジーとの結婚 ジョン・コリア物語はアフリカから始まる。イギリス人のファティゲイ氏はお人好しだが気が利かない学校教師。そんな人間様に恋をしてしまったのが、チンバンジーのエイミス嬢。エ...

モラヴァジーヌの冒険

ブレーズ・サンドラールといえば、『世界の果てにつれてって』しか知らず、しかもその『世界の果てにつれてって』はもう何年寝ているのかわからなくなってしまったが、ウチの未読本棚で眠り続けている。一見そのちょっと取っ付き難そうな本も作者も何者なのかわからなかったが、どういうわけか彼の作品の復刻版なら読まなきゃいけないと、先に『モラヴァジーヌの冒険』に手をだしてしまった。モラヴァジーヌの冒険 (KAWADEルネサン...

イザベルに ある曼荼羅

この書物について、アントニオ・タブッキの出版許可は存在しない、とあとがきの註にある。これはタブッキ没後に出版される未完の遺作第一号だそうだ。だが、生前タブッキは出版の意思を固めていた節があり、その証拠に、一旦親友の女性に預けた原稿を、読み直したいからと返してもらっている。イザベルに: ある曼荼羅男の名はタデウシュ。そして彼が探すのはイザベル。共に「レクイエム」で死者として登場している。サラザール政権...

レクイエム

千駄木のお気に入りの本屋に行くと、我が目を疑う本を発見した。あれだけ売上に貢献してあげているAmazonからのお知らせはなし。Twitterでフォローしている河出でもお知らせなし。でもこの本屋には本がある(Amazonサイトじゃなくて出版元にリンクしよう・・・) しかも発売は3月下旬だった。イザベルに ある曼荼羅Antonio Tabucchiがこの世を去ってから早3年。新刊が出るなんて思ってもみなかった。ドキドキしつつ本を開くが、...

裏面 ある幻想的な物語

最近注目の白水Uブックス-海外小説 永遠の本棚。イサク・ディネセンを立て続けに2冊刊行し、フラン・オブライエンの「第三の警官」を復刊し、そして、私が知らなかっただけなのだろうが、この『裏面 ある幻想的な物語』も復刊。裏面: ある幻想的な物語 (白水Uブックス)巨万の富を持つ謎の人物パテラが中央アジア辺境に建設した〈夢の国〉に招かれた画家は、ヨーロッパ中から集められた古い建物から成る奇妙な都に住む奇妙な人々...

JUST BEFOREのその後

GWあたりからFC2さんはAmazonの商品検索ができなくなっていて、本の画像がないまま記事をアップしたくはないので、イライラしながら、対応待ち。ったく、いくらGWだからといって、ここまで対応が遅いのはいかがなもんかい!繋ぎに、ウチのベランダの近況。JUST BEFOREの後日談を少々。 私の写真がもちょっと上手ければと思うのだけれど、ウチの植物たちはこんなに大輪の花(?)を咲かせてくれている。写真を客観的にながらめ...

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プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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