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緋文字

Nathaniel Hawthorne(1804 – 1864)。19世紀のアメリカを代表する作家の一人だ。同年代では、ポーやメルヴィル、ソローなんかがいるという文学の第一次(?)黄金期のひとりだ。本の最初は「税関」と題したプロローグがあるが、これは実際に税関で働いていたホーソーンが「緋文字」にたどり着くまでのいきさつ。実はここで最初躓き、一旦諦めたので、今回は2度目の挑戦だった。完訳 緋文字 (岩波文庫)N. ホーソーン Nathaniel Haw...

老人と猫

先日の日曜日、家を出た瞬間に本をバックに入れ忘れたことに気づいた。Kindle for iPhoneも青空文庫 for iPhoneもあることだし、何かは読めるんだが、のほほんとした休日(今が盛りの梅の開花を眺めにいくところだった)に、デジタルブックというのも嫌だ。途中休憩で、もし暖かければ戸外のベンチで読もうとしたら、それは絶対に紙の本でなくてはならない。ということで、駅にある本屋に駆け込みえいや!で買ったのがこの本。正直...

眠りなき狙撃者

これほど期待を膨らませて臨む本も少ない。マンシェット早くも第二弾。眠りなき狙撃者 (河出文庫)ジャン=パトリック マンシェット Jean‐Patrick Manchette 河出書房新社 2014-11-06by G-Tools読みながら、これはむしろ映画向きだよね、と思ったが、過去に2度映画化されている。1度目が、1982年にアラン・ドロンとカトリーヌ・ドヌーヴ共演で制作されたフランス映画「最後の標的」、2度目はショーン・ペン主演「The Gunman」。引退...

チェゲムのサンドロおじさん

未読の文学の冒険シリーズも、ロシアものや英米ものばかりが残ってきてしまった。これもずいぶん前に入手したと思うが、どうにも掴みどころのないタイトルに騙されてほったらかしていた。ファジリ イスカンデルの名前を知るはずもなく、そもそもどの国の方かも理解しないままのほったらかし加減だった。チェゲムのサンドロおじさん (文学の冒険シリーズ)ファジリ イスカンデル 浦 雅春 国書刊行会 2002-02by G-Tools世界には当た...

愚者が出てくる、城寨が見える

光文社古典新訳文庫シリーズは時々、は?ってな作品を出してくれる。マンシェットって誰?ジャン=パトリック・マンシェット(Jean-Patrick Manchette, 1942年12月19日 - 1995年6月3日 大学在学中から左翼の過激派に所属。五月革命を経験。1970年代から1980年代にかけてroman noir(暗黒小説)と呼ばれる犯罪小説を発表した。愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える (光文社古典新訳文庫)ジャン=パトリック マンシェット Jea...

フライデーあるいは太平洋の冥界

追悼、Michiel Tournier。追悼なんて云えるほど本を読んでいるわけではない。実際、メテオール(気象)だけで、それも3年半前、でもメテオールは面白かった記憶がある。ずっとノーベル文学賞候補で、結局受賞はできなかったけれど、とにかく、それでも追悼。。。フライデーあるいは太平洋の冥界ミシェル・トゥルニエ Michel Tournier 岩波書店 1996-10-25by G-Toolsロビンソン・クルーソーの物語をフライデーの側から読みかえ,未開...

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プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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