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ドニャ・ペルフェクタ: 完璧な婦人

スペインは鬼門だ。スペインというカテゴリーをつくってみたものの、スペインの本ってホントないわ・・・ スペインの作家と云われて、セルバンテスで止まってしまうのは、私のもの知らずだけの問題でもないと思うのよね。スペイン文学で検索すると、スペイン語文学がヒットし、それらはラテンアメリカの作家ばかりだったりする。だから見つけると驚いて買ってしまう。ドニャ・ペルフェクタ: 完璧な婦人 (ロス・クラシコス)ベニー...

狂気の巡礼

「ハードライフ」ともう一冊東京国際ブックフェアで国書刊行会様で購入したのがこちら。「動きの悪魔」に続いて、ステファン・グラビンスキの2冊目。狂気の巡礼ステファン・グラビンスキ 芝田文乃 国書刊行会 2016-09-23by G-Toolsいきなり装丁から褒めるのもなんだが、装丁はとても私の好み。薄手だがケースに入っていて、本体はソフトカバー。ケースには窓があり、そこから本体が覗けるという仕組み。裏表紙の写真もキレイ。日...

ヘリオガバルスまたは戴冠せるアナーキスト

どのような経緯でこの本を買ったのか思い出せない。どのローマ皇帝ものであろうと、ローマ皇帝ものは、ある種格調高く、難解と相場が決まっている。多田智満子さん訳とはいえ、その多田さんでさえ、(平たく云えば)音をあげたくなったくらい、原文は難解らしい。詩ならよい、哲学でもよい、でも哲学詩になると、それはもう・・・ってなことをおっしゃっている。そもそもこの作品はいわゆる評論とはいえないし、伝記小説のジャンル...

わたしたちのすべての昨日

Natalia Ginzburg の新刊を偶然にも発見して、相当に驚いた。「人がやらないことしかやらない」という未知谷という出版社だからこそ、再びNatalia Ginzburg の作品を手に取ることができた。感謝感激である。Natalia Ginzburg を読んでいたのは、もうずいぶん前だ。邦訳されている作品は多くないから、あるものは全部読んだ。『拝啓ミケーレ君』 『ある家族の会話』 『マンゾーニ家の人々』 『モンテ・フェルモの丘の家』『拝啓...

図書館デビュー

物は極力持ちたくない私だが、本に対してはどうも所有欲がある。そのためでもないだろうが、図書館に通う・・・ということを大人になってから全くしなかった。さて、小田原市の図書館だが、子供のころは時々行っていた。小田原城のある城址公園内にある。この写真は当時の写真ではなく、当時も今も同じ。今どき、公共図書館だってこの佇まいはクラシカルもいいところ(これをレトロと云うんだろうけど)。何でも1959年(昭和34年)...

Bob

驚きの2016年ノーベル文学賞受賞。本日になって、イギリスはThe Guardianのこんな記事を読んでみた。Nobel prize in literature won by Bob Dylan – as it happened Sara Daniusはスウェーデン王立学士院の会員で美学研究で知られるソーダトン大学教授だということ。一問一答をまんまコピーしてみた。Q: Does BD really deserve the prize?Danius: Of course he does, he just got it. He is a great poet. He is a great poet in ...

宇宙探偵マグナス・リドルフ

Jack Vanceって誰?の私はSFには興味がない。SFから入るつもりはなくても、SFに行き着いてしまうことはあるが、Jack Vanceもそんな一人だ。どうも ”探偵” という言葉に弱い。それが宇宙探偵だなんて、しかもこの気味悪い(笑)毒々しい表紙にやられた。でもSF好きには神様のような作家らしい。1916年8月28日 - 2013年5月26日、つまり御年96歳まで生きた長寿のアメリカ人。宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレ...

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プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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