FC2ブログ

Entries

スポンサーサイト

夏の話し

当たり前だと思っていた”夏は暑い”という常識が覆りそうな今年の夏。例年にないほど梅雨明けが早かったのは、少し喜んだが(自転車小僧にとって雨はホントに嫌なもの)、それは糠喜びで、長いような長くないような私の人生の中でも、今年ほど暑かったことはなかったろうと思う。東京-小田原間の通勤者は毎日、その2点の気温を味わうわけだが、東京から戻ると異常な酷暑であっても小田原ははるかにマシだと実感している。昨日今日と...

小説の森散策

なんでも、「プラハの墓地」に登場した「シオンの議定書」に関する話しがこの本にあるらしい、というので、読んでみることにした。これは、ハーバード大学ノートン詩学講義(1992─93)の記録。このノートン詩学講義というのが有名らしく、過去すっごい面子が講義をしている。T・S・エリオットやボルヘス、オクタピオ・パスらも講義し、イタリアではカルヴィーノが初となる手前で残念ながらお亡くなりになった。でもその内容は「カ...

年を歴た鰐の話

幻の名訳を完全復刻!って云われたら、そりゃあ、買うわな。何が幻なのかというと、昭和十六年に櫻井書店から出され、戦後の二十二年に同書店から再刊された名コラムニスト山本氏の若き日の翻訳ということだ。昭和22年以降再刊されなかったのは、山本氏が一時期自らも属していたこの櫻井書店への忠義心であったとか。この山本氏も櫻井書店も私は全く知らなかったが、今回この気骨溢れる出版人の存在をはじめて知った。年を歴た鰐の...

プラハの墓地

エーコがなくなってもう2年以上がたつ。「ヌメロ・ゼロ」に続いて、こちらもようやく入手した。プラハの墓地 (海外文学セレクション)ウンベルト・エーコ 橋本 勝雄 東京創元社 2016-02-21by G-Tools知の巨人、ウンベルト・エーコ待望の最新刊。ナチスのホロコーストを招いたと言われている、現在では「偽書」とされる『シオン賢者の議定書』。この文書をめぐる、文書偽造家にして稀代の美食家シモーネ・シモニーニの回想録の形を...

パリに終わりはこない

貴重なスペイン作家。「ポータブル文学小史」以来、3冊目の邦訳だが、ググると案外ヒットするのよね、彼の本。現代の若者だと勝手に思っていたが、改めて調べたら1948年生まれだったから、齢70を超えていた。今回の本は1970年代に滞在したパリの話しだが、確かに若かりし日のパリの話しだったら、1948年生まれじゃないと合わない。パリに終わりはこないエンリーケ ビラ=マタス Enrique Vila‐Matas 河出書房新社 2017-08-25by G-To...

Appendix

プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

Calendar

<
>
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 78
9 10 11 12 13 1415
16 17 18 19 20 2122
23 24 25 26 27 2829
30 31 - - - - -

全記事

フリーエリア

フリーエリア

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。