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復刊ドットコム

以前「Chess Story」というStefan Zweigの本のことを書いたが、実はこの英語版にたどり着く前に、延々と邦訳本を探し、古本が庶民にとっては高嶺の花になっていることに気付いた。おかしい!こんな名作が人に読まれないなんて、ということで、腹立ち紛れに復刊ドットコムのサイトに行き、復刊願いを出してきた。私の票でようやく2票、あ~~あ、こりゃダメだ、と思ったのだけど、いやなんとなんと、今日復刊ドットコムからメールが来ていた。
”ツヴァイク全集〈3〉目に見えないコレクション: あの児玉清さんも大絶賛した『チェスの話』を含む、ツヴァイグ短篇選が発売決定”
地味な文芸書なんて陽の目を見ることはないのだと勝手にあきらめていたけれど、ホントに復刊ってするのね・・・児玉清さんの力は偉大だ。

さて、喜んだのも束の間、この短篇選は 『目に見えないコレクション』『書痴メンデル』『不安』『チェスの話』 の4作を所収。既に2つは持っている。でもどうも『目に見えないコレクション』がいいらしい。当たり前だけど新刊だから¥2,940。お安いということはない(しかも実質2篇のためだから、1篇¥1,500也)。だから短篇集は嫌だ。既に持っているけど、買ってしまうことは2度や3度ではない。ああ~悩ましい。この復刊を機に古本が値下がりするのを狙うべきか?復刊の発行部数はいったい何部だろう?また英語版を探すか?夏真っ盛りの暑苦しい夜、更に暑苦しさが増す。

実は、もう1冊復刊願いを出している。こちらAmazonで古本¥6,000也。
「夜のみだらな鳥」 ホセ・ドノソ
”南米の奇才ホセ・ドノソが描く退廃の世界。スペインでは発禁処分になったという話”
 
触れこみだけでゾクゾクするけど、こちら得票108票ながら版元集英社は動いてくれない。天下の集英社、単行本がダメでもせめて文庫にしてくれてもいいと思うけど。19票でZweigを復刊させたみすず書房を誉めたい気分(でも買う決断が出来ない・・・)。
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[C57]

Kindle edition ということで、こんなに出てますよ。
念のため・・・

http://www.amazon.com/s/ref=nb_sb_ss_sc_0_12?url=search-alias%3Ddigital-text&field-keywords=stefan+zweig&x=0&y=0&sprefix=stefan+zweig
  • 2011-08-12 10:50
  • さかい@tadoku.org
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  • 編集

[C58]

Kindle edition ということで、こんなに出てますよ。
念のため・・・

http://www.amazon.com/s/ref=nb_sb_ss_sc_0_12?url=search-alias%3Ddigital-text&field-keywords=stefan+zweig&x=0&y=0&sprefix=stefan+zweig

iPod touch にはKindleが読めるアプリケーションがあります。iPod touch の古いバージョンを中古で買って、日本では絶版のKindle edition を読むことにだけ使うことにすれば言い訳も立つのでは?
  • 2011-08-12 10:53
  • さかい@tadoku.org
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[C60] Kindleかどうかという問題でなく・・・

私は邦訳でいいんですけど、ないから仕方なく英語版にするわけで、Kindleならあるとかそういう問題でなく、さらにそれを言い訳にしてデバイスを買うとかそういうことでもない。
まだまだ紙が好き!
  • 2011-08-12 13:20
  • Green
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Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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