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The Concrete Blonde

確か数日前に、ベストセラーを胡散臭い目で見ている云々、と書いております。
ベストセラーの王道なんですけどね、このHarry Boschシリーズは。。。自ら手を出すことはない種類の本なんですけどね。。。本読みは往々にして相手のことなんか気にせず、読んだ本をトクトクと語り聞かせるもので、その本が50円で手に入ってしまったことがそもそもの始まりなんですけどね。。。

The Concrete Blonde (Harry Bosch)The Concrete Blonde (Harry Bosch)
(2007/02/01)
Michael Connelly

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Harry Boschシリーズの第1巻「The Black Echo」を読んだときは、ふ~~ん、くらいの印象でした。トクトクと語る気持ちが掴めず、もうちょっと読むか、と2巻目「The Black Ice」を読んだ。う~ん、なんか少し分かる気がする。で、この3巻目もいってしまいました。この手の本を私は「休憩本」と呼んでいます。ダラっとしたい時に読む。読んだ後に特段な~~んの感慨もおきなくたってどうでもいい。でも悔しいことにページをめくる手が止められない、というのが「休憩本」の条件。英語読書体力がまだない私には必要なのです。

シリーズものは魔物です。シリーズ内で出来不出来は多少あるけれど大目にみましょう、Harry Boschだからね、と納得させて次も買わせる。今回はちょっとセンチメンタルで恋人の登場場面が多い(そこはちょっと不満)。Boschが被告の裁判ものなので法廷場面も多い。容疑者も3人目でようやくビンゴだし、その犯人との1対1対決も、あれ?そんなことで切り抜けちゃうの、という結末(これもちょっと不満)。でもまあ、いいか、と思わせるから魔物。

Boschは一匹狼で組織の上層部からもブラックリスト扱いで、そこまではよくあるパターンなのだけど、ダーティーハリーみたいなタフガイでも、正義感丸出しでもなく(小出しくらい)、案外優男で、過去を引きずる繊細でちょいと暗い性格、車には乗るけどカーチェイスはなし、そして煙草とコーヒーがないと生きてゆけない男。この辺の暗さが私が継続出来る理由。

メモをひとつ。
Shrinkは俗語で精神分析医。何度かでてきて何だろうと思いながら無視して読んでいたけど、とうとう降参して、辞書を引きました。妄想でデカくなった頭を小さくしてくれるからなんだと。。上手いなあ、このネーミング。
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コメント

[C1] これは書けるぞ!

ぼくもハリー・ボッシュシリーズのいちばんいいところは暗さとひねくれだと思っております。

だんだんどちらも薄くなるからね。それは言っときます。
それでも引っ張られるのがシリーズ物。
  • 2011-03-22 23:25
  • さかい@tadoku.org
  • URL
  • 編集

[C2] いらっしゃいませ!

見事コメント第一号の座を勝ち取りましたね!おめでとー、そしてありがとー。
3巻よんでようやく、その暗さとひねくれが見えてきました。

> だんだんどちらも薄くなるからね。それは言っときます。

え~~、脅しはなしですよ。。。ボッシュが明るい性格になる?もしかして健康に目覚めて煙草やめる?

> それでも引っ張られるのがシリーズ物。

逃れられそうにないことを覚悟したので、昨日、Michael Connellyの本を全部リストアップして、エクセル表にまとめてしまいました。次は何読めばいいか、一覧表にしてみた!1冊読む度にリストを塗りつぶすのです。

今後もコメント楽しみにしてます。なんだこれ?みたいな本も多いし、自分のつぶやきばっかりで、不親切なブログだけど、どうぞ好きにつぶやきに来てください。

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Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

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