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Slaughterhouse-Five

カルト的(というにはKurt Vonnegutは有名すぎるけど)に人気がある本ですが、私は、はぁ?はぁ?はぁ?と思いながら読み終えてしまいました。完敗?

Slaughterhouse-FiveSlaughterhouse-Five
(1991/11/03)
Kurt Vonnegut

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難しいってどういうことかと、今回しばし考えてしまいました。分かるけど、分からないような、分からないけど、分かるような本が難しい。

この本、主人公ビリーというおよそ、兵士らしからぬアメリカ兵士がタイムワープを繰り返し、自分の子供の頃、第二次対戦でヨーロッパに行き、ドレスデン空襲に遭遇する場面、Tralfamadore星人に誘拐されてそこの動物園で見世物になる場面(この場面が一番よくわかったのも妙なんだけど)、結婚して奥さんや義理のお父さんや子供たちと会話する場面、戦後飛行機事故で病院に収容される場面などなど、出来事が時系列に並ばず、場面がコロコロと変わるのだけれど、そこはついて行ける。だから、おそらく日本語訳を読んだら(読む気はないけどね)たぶんえっーーーと驚く程、私の解読は的を外していないような気はする。でも、スットンキョなんですよね、言ってることが。。。分からなくてもとにかく読んじゃうと(面倒だから辞書引かず)、想像を超えるスットンキョさに出会う、そうすると想像し切れないで迷う(でも、きっと実際に書かれていることは、そういうことなんだろうけど)。で、物語と自分にすごく距離が出来るみたいな気になってしまう。
邦訳は、そのはぁ?をズバっとはしょって言い切ってくれるので(他力本願的読書?)、そういうもんだと思って読めるから、分からないけど、分かった気になれる。英語で勝負しちゃうと、分かるけど分からないような気持ち悪さのまま終わる。言い訳がましいが、そういう感じ。

仕方なく、読書後あちこちのサイトを訪問し後づけで解読に挑みましたが、みんなこの本を語る、語る、で私はと言えば、もうどうでもいいや主題も解説も、という負け犬気分になり放り投げた(30年経ったら読んでみるか・・・)

悔しいから、1つだけ反撃しよ。
この本、人が死ぬ度にお決まりとして、So it goes と結び、やたら出てきます(有名フレーズだそうな)。どうも翻訳本では「そういうものだ」と訳されているらしい。間違っているわけでは全然ないんだけど、もうちょっと洒落てみたら?ということで閃いてしまったのが「南無阿弥陀仏」と「諸行無常・・・」 ただ、明らかにキリスト教世界とは相容れない。それじゃ「アーメン」?
>>>反撃失敗<<<
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夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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