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アルゼンチン短篇集

こちらでクリックしまくった「バベルの図書館」は残すところあと1冊で全巻制覇(完読ではなく、揃えただけ・・・)となった。最後の1冊は¥3,000で古本なら買えるけど、もったいぶってまだクリックしていない。揃えただけで満足してしまうのは私の悪い癖だけれど、ずらっと揃った「バベルとの図書館」たちを眺めるのはいいぞぉー。新編の実物を見たけど結構いいんだよね。こちらの元祖は規格外サイズで本棚泣かせだけれど、これだけの装丁はそうそう現れるもんじゃない。で、久しぶりに消化作業。さらっとラテンアメリカの短篇で幻想に浸る。

アルゼンチン短篇集 (バベルの図書館 20)
アルゼンチン

正直言えばここでアルゼンチン短篇集を読まなくても、他でいくらでも揃えられるでしょ、と半ば消化試合の態度で臨んだけれど、意外や意外、ボルヘスの選ぶアンソロジー、そこはちょっと異色どころをセレクトしてあり、初モノもありこれはこれで結構楽しめる。

「イスール」ルゴーネス
「烏賊はおのれの墨を選ぶ」ビオイ=カサレス
「運命の神さまはどじなお方」カンセーラ/ルサレータ
「占拠された家」コルタサル
「駅馬車」ムヒカ=ライネス
「物」オカンポ
「チェスの師匠」ペルツァー
「わが身にほんとうに起こったこと」ペイロウ
「選ばれし人」バスケス

「イスール」と「占拠された家」は既読だったけれど、筋を知っていて2度目でも新鮮!「選ばれし人」を書いたバスケスはボルヘス爺ちゃんの助手だった女性だとか。インパクト強し!「烏賊はおのれの墨を選ぶ」はエイリアン登場のSFチックな題材。ラテンとSFって意外な組み合わせだけれど、そこはビオイ=カサレス、見事!「チェスの師匠」は最後の ”神だ” にかなりドッキリするけれど、でも”神”がオチっていうのはどんなもんかいな?

コルタサルってやっぱり短篇書かせたら世界一だと納得の1冊。
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夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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