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植物

昨年5月以来の「書物の王国」シリーズ 超スローペースだが、しっかり未読本として在庫されているので、まだまだ続くよ・・・
植物 (書物の王国)植物 (書物の王国)
(1998/05)
オスカー ワイルド、クリスティナ ロセッティ 他

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「花の教」 クリスティナ・ロセッティ、上田敏・訳
「植物の眠り」 ファーブル、日高敏隆・林瑞枝・訳
「望樹記」 幸田露伴
「毒よりの脱出」 一戸良行
「新曼陀羅華綺譚」 須永朝彦
「疾める薔薇」 ブレイク、日夏耿之介・訳
「ナイチンゲールと薔薇」 ワイルド、矢川澄子・訳
「神秘のばら」 ピエール・ルイス、釜山健・訳
「花魄」 袁枚『子不語』、前野直彬・訳
「藤の奇特」 井原西鶴『西鶴諸国ばなし』、須永朝彦・訳
「菊」 内田百聞
「花のこころ」 小松左京
「白いダリア」 ラスカー・シューラー、川村二郎・訳
「相思」 王維、須永朝彦・訳
「かざしの姫君」 「御伽草紙」、須永朝彦・訳
「柳の精」 『裏見寒話』、須永朝彦・訳
「清貧譚」 太宰治
「牡丹と耐冬」 蒲松齢『聊斎志異』、増田渉・訳
「晶子牡丹園」 興謝野晶子
「零人」 大坪砂男
「人間華」 山田風太郎
「毒の園」 ソログープ、昇曙夢・訳
「柏槇の話」 グリム兄弟、金田鬼一・訳
「受難華」 ベッケル、高橋正武・訳
「乳母ざくら」 小泉八雲、上田和夫・訳
「百合」 川端康成
「風景」 山村暮鳥
「玉川の草」 泉鏡花
「庭樹」 鏑木清方
「サフラン」 森鴎外
「銀杏とGinkgo」 木下杢太郎
「植物の閨房哲学」 荒俣宏
「巨樹の翁の話」 南方熊楠
「蓮喰いびと」 多田智満子

そもそもが幻想系作品集なのだが、植物がここまでうねうねとうねっていると、”静かに佇む可憐な花”=植物 なんて図式自体が幻想だ。植物にとりついてしまった人間から、人間にとりついてしまった植物から、毒を蓄え吐き出す植物まで、本来根を生やしたらそこに居続けるしかない植物が声も出さずに生きてるんだなあ、これが。 古今東西、女性を植物に例えるというのはよくある(立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花・・・)が、花の化身の女は恐い。

「解題」と題したあとがきで編纂責任者の須永朝彦氏も書いているが、最近の植物の名前はカタカナばかりになってしまった。時折、本に登場する漢字バージョンを見つけると、驚くわ、感動するわ、感心するわで、日本語の素晴らしさを再発見する。漢字だからわかるその花の名前の由来を伝えるなら、漢字表記を増やそう、に私も一票。

鶏頭 ← ケイトウ
女郎花 ← オミナエシ
蓮華 ← レンゲ
馬酔木 ← アセビ
無花果 ← イチジク
蚊帳吊草 ← カヤツリグサ
羊歯 ← シダ
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流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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