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ブロディーの報告書

既に岩波文庫(下記)でも、白水Uブックスからも出ているが、実は私の手元にあるのは、白水社の単行本「世界の文学シリーズ」の中にあるもの。
ブロディーの報告書 (岩波文庫)ブロディーの報告書 (岩波文庫)
(2012/05/17)
J.L.ボルヘス

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最後に読んだボルヘスはなんだったのかと、自分のブログを検索していて同じ画像を発見。
2012-07-31 「ブロディーの報告書」(岩波文庫)
ははははは・・・・・ なんだ、図らずして再読しちゃった。2年と3ヶ月前。全く記憶なし。

最近自分のブログを読み返しているとつくづく思うのは、読んだ本はほぼ覚えているが(内容は覚えちゃいない)、自分がこんなことを書いていたんだ、とそっちに驚く。妙に高尚なことを書いていたりして驚くこともある (ホントにこんなことを思っていたのか??) でも今回は完全に忘れている。古本カフェで単行本版「ブロディーの報告書」を見たとき、ボルヘス多々あれど、この本は家にはない、という自信はあった。確かにないのよね、単行本は。だから文庫は嫌い(と、文庫本のせいにする)。文庫本はタイトルを覚えていないと、存在も覚えられない。単行本はビジュアル記憶 (装丁デザインやら厚さやら、へたれ加減やら・・・) とそして、触感ですな。正確に言えば、既触感とでも云うのか、要はデジタル本ではないので、かつてこの手で本を支え持ち、ページをめくったという手の記憶。

などと書きながら、未だに2年と3ヶ月前の「ブロディーの報告書」の記憶が蘇らない。自分のブログが何だか他人様のブログのような気がする。が、今回、まっさらな状態で書いたとしても、ほとんど同じことを書くだろうなあ、と思うと、たぶん私が書いたんだろう。2年と3ヶ月では人間は成長しないようだ。しかも、今回の読了後、まず思ったのは、
”ボルヘスは読めば読むほどよくわからなくなる”
って、前回のブログの締めのつぶやきと全く一緒で、なんだか悲しくなってきた。ボルヘスは再読の薦めをどこかでしていたと思うが、2年と3ヶ月の間にどれだけの本が積まれたのかは数えていないが、これじゃあねぇ。
嗚呼、私の精神的成長はもうないんだろうか?そしてきっと、私は一生かけてもボルヘスはわかんないんだろう。

未だこの衝撃の事実から立ち直れないまま本棚に向かうと、ああ、確かにある、岩波文庫の「ブロディーの報告書」。証拠物件はすっかり揃ったので、認めざるを得まい。2冊はいらなので、キレイな文庫本の方を古本カフェに払い下げとする。
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夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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