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ティーセットの蘊蓄

NHKで「美の壺」っていう番組をやってますが、結構好きでよく見てます。”美術の鑑賞マニュアル”っていうコンセプトですが、衣食住にまつわる日常アイテムの愛で方を紹介してくれるんですが、そこで仕入れたティーセットの蘊蓄。

1)ティーカップの内側はなぜ白いか?
これは紅茶の色を引き立たせるため。白磁器と一口に言っても、透明感のある白や乳白色など、磁器によって白も千差万別(言われてみれば確かに・・・)。緑茶を引き立たせるには、青みがかった白がいいらしい。紅茶は当然赤味があるので、この赤味を引き立たせる白がよいということになる。紅茶も種類によってその赤味が違うわけで、例えば、明るい紅茶であるダージリンには、明るい白のボーンチャイナ(これはイギリスの磁器だね)が合うらしい。ボーンチャイナは非常に明るくて少し黄みを帯びたカップで、同様に明るく黄みがかったダージリンを引き立たせるらしい。確かに、マグカップで緑茶を飲むとお茶が不味そうに見える・・・と妙に納得。

2)ティーカップとコーヒーカップの形状の違い
昔々、コーヒーというのはまだドロドロとした(トルコのコーヒーみたいなやつ?)もので、少し待ってその上澄みを飲んでおりました。そこから縦長な形状がより適しているということになった。一方紅茶は、コーヒーに比べて高温でいれなくてはいけない、つまり、熱い!そこで広口にして、空気により触れて飲みやすい温度に冷ますため、あのティーカップの形状になったとか。。。

3)銀製のティーポットが意味すること
金持ちの見せびらかし、紅茶を冷めにくくする、とここまでは私でも考え付く。ところがさらに理由がもうひとつ。それは”毒検知器”の役割(おぉ~~これは結構蘊蓄)。銀は、毒によく用いられた硫黄の成分に反応して黒ずむ性質があるらしい。ということは、本当に ”ギャー!黒くなってるわ!!” という事件があったということなのか?もしかして、銀製のカトラリーも同じ理由だったりして。だから銀製品って常にピカピカに磨いて、探知機にひっかかるようにしておくってことか。。。

日本はどちらかというとコーヒー文化。紅茶って ”お紅茶” 的な気取りがまだあって、ガブガブ品なく飲むものではない(ということになっている)。でもイギリスの庶民は、品なくミルクをドボドボ入れてガブガブ飲みます。私もその品のないガブ飲み派です。ミルクをドボドボ入れるためには、紅茶を濃い目に入れなくてはならず、これに適した紅茶が日本ではそうそう入手できない。で、私が飲んでいるのはPG。
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イギリスなら探さなくても見つかる一番ポピュラーな、お徳用サイズで売っているティーバッグ。日本だと成城石井でしか買えないし、しかもウン倍も高い。でもドボドボミルクに耐えるのはこれ。1バッグでマグカップ2~3杯飲める。もっともさすがに3杯目になると、スプーンでこれでもかと押し出さないと紅茶色にはならない(ちなみにこれはイギリス仕込みの技)。ドボドボミルク派が増えないと、PGはいつまでたっても日本で安くならないよー。
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