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映画:オズの魔法使

久しぶりの映画ネタが、ミュージカルでファンタジーとは・・・・ 知っているのはかの有名な「Over The Rainbow」の唄だけ。つけっぱなしのテレビが、『オズの魔法使』 を映し出し、見る気もなかったが、映像があんまりキレイでそのまま見続けてしまった。アメリカでの公開は1939年、日本での公開はなんと15年後の1954年。1939年でこのキレイなセットと、SFXはちょっと凄い。アカデミー賞では作品賞や撮影賞などにノミネートされたが、受賞は作曲賞と歌曲賞。監督は『風とともに去りぬ』のヴィクター・フレミング (あら、それも知らなかった)。主演はジュディー・ガーランド(それはさすがに知っている)。
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(2006/12/14)
レイ・ボルジャー/ジャック・ヘイリー/バート・ラー/ジュディ・ガーランド/マーガレット・ハミルトン/ビリー・バーク

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エムおばさん、ヘンリーおじさんとともにカンザスの農場に住む少女ドロシー・ゲイルは「虹の彼方のどこかに(Somewhere Over The Rainbow)」よりよい場所があると夢見ている。彼女はトルネードに襲われて気を失った後、愛犬のトトや自分の家とともに魔法の国オズへ運ばれてしまう。
そこで出会った北の良い魔女グリンダは「黄色のレンガ道をたどってエメラルド・シティに行き、オズの魔法使いに会えば、カンザスへ戻してくれるだろう」とドロシーに助言してくれた。旅の途中で彼女は(知恵が欲しい)知恵がない案山子、(心が欲しい)心を持たないブリキ男、(勇気が欲しい)臆病なライオンと出会い、ドロシーや彼らの思いを胸に、彼らと絆を深めながら旅をともにする。家へ帰る方法は「家が一番いい」と願うことであった。
「Wiki」より

出だしの舞台はドロシーの住むカンザスの農場でそこはモノクロ(というか、セピア色)、魔法の国からカラフル(だが、レトロな雰囲気)なカラーの画面に転換。興行収益以上の制作費を使ってしまったといわれるだけあり、魔法の国のセットも衣装もなかなか凄い。さて、ドロシーのお供をするのは、(知恵が欲しい)知恵がない案山子、(心が欲しい)心を持たないブリキ男、(勇気が欲しい)臆病なライオンの3人(?)だが、ここで日本人ならきっと思うはず。これって桃太郎の鬼退治じゃない・・・・ 犬と猿と雉ほど古式ゆかしくはないが、案山子とブリキ男とライオンに、知恵と優しさと勇気を投影させるあたりが、なんともキリスト教的だが、時代が時代なのでそれは仕方ない。でもこの3人(?)にそれぞれボケ役をやらせて笑いを取るあたりは、やっぱりアメリカだ。脳ミソの代わりに頭の中には藁がつまっている案山子やら、泣くな、錆びるから!とドロシーに云われても涙を流すブリキ男やら、登場人物にいちいち笑いを取らせる。

結局悪い魔女をやっつけ、おウチに帰りた~~いというドロシーの願いは叶えられ、すべて夢だったというベタなエンディングはお決まりではある。でもお供の3人に、証書や勲章にプレゼントを与えて、これで望みの勇気や頭の良さや豊かな心が手に入るとか、カンザスに帰りたいなら強く願えばいいとか、お供の3人に結果自分探しの旅もどきをさせたり、この辺はアメリカ臭がちょっと強すぎて、白けてくる。それを除けば、1939年によくもまあ、これだけ手の込んだミュージカル映画を作っちゃったと感心した。

さて、ジュディー・ガーランドを見るのは実は初めてで、私にとってはオズのドロシーではなく、ライザ・ミネリのお母さんである。もっともライザ・ミネリが、あのジュディー・ガーランドの娘なのではあるが・・・ ジュディー・ガーランドと薬物とその半生は、今回初めてWikiで読んだ(Judy Garland) 時代が違うとはいえ、何とも凄まじい。確かに彼女の人生とこの 『オズの魔法使い』 を並べられると一歩引けてしまうが、それでもアメリカでは、米国映画協会の「歴代名画ベスト100」で6位、「歴代名ミュージカル映画ベスト100」で3位に輝いているとか。噂もスキャンダルも押しのけ、やっぱり作品としてはいいんだよね。
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