Entries

カウントダウン

引越しまでのカウントダウンも残り指2つ。
引越しばかりの人生で今更何を・・・なのだが、今までは給料が少し上がると、少しだけ広い部屋に住めて、という出世引越しだったので、面倒な作業もそこはぐっと我慢をしたが、今回はちと違う。別に後ろ向き引越しということでもないのだが、何かがチト違う。

東京-東京の引越しは、住む場所が違ったからといって、同じ土台の上にいた。小田原は途轍もなく田舎じゃないけれど、東京かそうでないかは、この国では違うのよね。ガスもプロパンになり、小田原水道局からは、天下の三菱東京UFJ銀行でさえ、小田原に本支店のない銀行ということで、口座振替を断られ(これにはさすがに笑った)、移動手段は自転車頼みで、とうとう奮発して自転車を買い、その他諸々東京じゃないってそういうことね・・・と手続きの場面で実感することしきり。が、引越しの実感が湧いているかというと、いまだピンと来ないのは、困ったもんだ。

もうこの歳になると東京至上主義はないし、ちょっと不便でも美味い野菜や魚が近くにあった方が断然いいじゃん、と思える。今のところは10年弱住んだ。谷中エリアは本当にいい街で、できることなら一生ここで暮らしたかった。東京に執着はないけれど、谷中に執着はある。雑木林の墓地に、昔ながらの長屋の続く街、大きな店も高級レストランもない。でも谷中にいると初めての店でも思わず、こんにちは、と言える。

引越し作業は一気呵成にということで、明日からが勝負で、家の中は段ボールだらけにはなっていない。が、とにかく粗大ごみも含め、捨てるものはほぼ捨てた。昔の服を捨てるくらいは構わない(もー着ないよね、とスーツも何着か捨てたなア)、でもこれも捨て、あれも捨て、と景気よく捨てていくと、なんだか今までの人生を自分で否定しているようなネガティブな気分になってくる。今回の引越しは、ただの移転じゃなく、人生の転機なんだと、大袈裟だけどそういうことだ。どこに住むかではなく、どう暮らしどう生きていくか。引越しがそんなものだと思ったのは、今回が初めてだ。
関連記事
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://besideabook.blog65.fc2.com/tb.php/623-e8bf37b3

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

Calendar

<
>
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 78
9 10 11 12 13 1415
16 17 18 19 20 2122
23 24 25 26 27 2829
30 31 - - - - -

全記事

フリーエリア

フリーエリア