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五月晴れ

長興山紹太寺のしだれ桜といえば、小田原の誰もが知っている(はず)有名な桜。小田原から箱根湯本に向かう電車にのり、そのひとつ前、入生田(いりうだ)駅からすぐのところにある。入生田だけじゃないけれど、見落としてしまいそうな小さな駅は多いのよね。ここも小田原と箱根に挟まれた地味な場所だけど、私にとっては前々から探索すべき地のひとつになっていた。小田原といえども観光地、箱根くんだりまでいったらどれほどの人混みに巻き込まれるやもしれぬ。でも入生田、それもしだれ桜の季節もとうに過ぎた今なら大丈夫のはず。

といってみたものの、そもそもは入生田駅からすぐのところに美味いパン屋あるらしい・・・とそこから始まるのだが、そのパン屋はちょっとお洒落すぎて東京の続きみたいだった。やや垢抜けない程度の愚直なパン屋が好みの私としては、★★☆(2つ星ね)とまり。

さて、長興山紹太寺だ。。「かながわの名木100選」「小田原市指定天然記念物」にもなっているこの巨大な枝垂れさくらは、てっきりお寺の敷地内、本堂の横っちょにでーーんと構える桜なのかと思っていたら、違った。。。長興山紹太寺は駅から徒歩数分だが、枝垂れ桜はどうも山道を分け入って上へ上へと登らなくては到着できないと知った。ざっと20分くらい。ということで、スタート。

こんなうっそうとした石畳がいきなり現れる。
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ちょっと見晴らしのよいところまで到着。暑いけどまだまだ5月。風が気持ちいいぞ。
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そしてまた山道。
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途中こんな川のせせらぎを聞きながら進む。素足でじゃぶじゃぶしたら気持ちよさそう。
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と、いきなり現れた。あ、これね・・・
shidaresakura_7 shidaresakura_8 shidaresakura_9 きっと桜で染まる時には、ぼわあああっと大きく見えるんだろうが、新緑の今は、回りの緑と同化して、思っていたよりも小さく見える。満開の様子はググればたくさんでてくるので、見た気になっていたが、こんな場所にあるのね、と知っただけでもよかった。樹齢約340年、高さ約13m、株元周囲約4.7m。つまり江戸の初めの頃から、ここにずっと鎮座している枝垂れさくらだ。

さて、下りを開始してすぐ、相模湾が見える。大した標高でもないが、見下ろす海ってキレイだなあ。
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閉鎖していたが、枝垂れさくらのある場所には売店風の小さな小屋がある。お花見時期にはここが休憩所になるのだろう。でもそれしかない。あとは、ミカン畑に囲まれた山の中の1本の桜の古木だ。このそっけなさがいい。周辺はいのししや野生の猿が住んでいるらしいので、食べ物を捨てるな!との注意書もあった。過剰なまでの観光客誘致は、東京だけで沢山だ。ハイシーズンには、入生田の駅から行列ができるらしいが、車両入場は禁止のようなので、元気でなければここまで来られない。うーーん、早起きして日の出とともに桜を見に行くくらいの覚悟で来年は臨んでみようか?
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