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Treasure Hunt

最近ネットでMontalbanoと検索すると、TVシリーズばかりがヒットする。本家イタリアもあるのだが、主にはイギリスBBC版なのだな。イギリスで本当のところどの位人気があるのかはわからないけれど、おかげでMontalbanを演じているLuca Zingarettiの顔が本を読んでいてもちらついて仕方ない。Luca Zingarettiが登場する前の私のMontalbano像は、ここまでマッチョな感じではなかった。映像化されて人気が出るのは嬉しいけれど、本のよいところは、外からのイメージの強制がなく、自分で勝手に脳内映像を作れるところ。
0143122622Treasure Hunt (Inspector Montalbano Mysteries)
Andrea Camilleri Stephen Sartarelli
Penguin Books 2013-09-24

by G-Tools

そんなテレビシリーズには背を向け、私はせっせと最新号に到着すべく本に集中。あと2-3冊読めばやっとキャッチアップできるので、もう余裕綽々で急いで読んだら勿体無いくらいになった。

毎度お馴染みの面子に毎度お馴染みのボケと突っ込み、水戸黄門も真っ青なお決まりコースでありながら、今回は結構お気に入り。宗教じみた老兄妹の事件、Montalbanoに挑戦を挑む匿名の手紙、そして少女誘拐事件、とこの3つが平行して走りながら、わかりきっているが、最後には繋がっていく。もちろんめでたし、めでたし。危機一髪のところを部下総出で救出されたり、ボケてばかりの部下たちもなんとたくましくなっていることか!Liviaとは電話での犬も喰わぬ痴話喧嘩で終わり、今回も彼女は姿を見せなかった。時には登場させてよね。

実は今回はこの私でさえも途中でしっかり犯人を確信した(ネタが簡単だったとも云えるが)。いつもMontalbanoの頭の中で勝手に解決されてしまう事件だが、私もめでたく参加できたゾ。マンネリと人は云うかもしれないが、マンネリと円熟は紙一重なのよ。とはいうものの、シリーズものもここまで来ると、特に感慨深いわけでもなく、いつものことがいつもように終了してくれて、小難しい邦訳本よりよほど易しいワハハ・・・な本ってホントありがたいわン。

実はもうすぐキャッチアップできると喜んでいたら、このシリーズのヘンなスピンオフものを発見してしまった。
Montalbano's First Case and Other Stories
何これ??若かりし日のMontalbanoってことよね・・・・ということで3日眺めて結局ポチッた。
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夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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