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イタリア語学習者の間では、よく知られていて、人気もあるNatalia Ginzburg ですが、なんだか暗くて(時代背景を考えると当然ですが)、私はあまり好みません。でも、非常深くてしっとりした小説達、いつか落ち着いてよんでみたいとは思ってるのですよね〜。読むのが少し怖いような気持ちというの、同感です🤔
  • 2017-10-20 18:14
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[C543]

そうですか?本家での認知度や評判まではわからなかったので、嬉しいです。
暗いですか・・・暗いですよね。今回未知谷から出版された一連の初期作品集は確かにちょっと暗いです。有名な『ある家族の会話』などはそうでもないと思うんですが?
  • 2017-10-23 11:11
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[C547]

『ある家族の会話』確かに暗くは、ないですね。淡々と、まさにある家族の歴史が淡々と…ただ続くみたいな感じだったかと。すみません、投げ出してしまい読みきってないのです。失礼しました😅😅😅
あ、でもホント学習者の間ではよく読まれています。
  • 2017-10-29 19:46
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[C549]

私は多分『ある家族の会話』が最初だったと思います。
大きな起伏があるわけでもなく、確かに淡々としているのに、やや厚めのこの本はすんなり読めてしまった記憶があります。
そこから彼女にはまりました。

  • 2017-10-30 18:02
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小さな美徳

すでに刊行されている、「わたしたちのすべての昨日」「町へゆく道」「夜の声」に、このエッセイ集が加わることによって、ナタリーア・ギンツブルグの初期作品の集大成となるらしい。第二次世界大戦末期から終戦直後にかけて、彼女が書き綴ったエッセイ集。もっともよく知られている 『ある家族の会話』 に先立って執筆されたこれら作品を読了したのちには、是非このエッセイを読むべし。読むべしといったところで、本当にギンツブルグは知られていないのだろうな。それでも翻訳し刊行してくれた方々には頭が下がる。

4896425332小さな美徳
ナタリーア・ギンツブルグ 望月紀子
未知谷 2017-07-31

by G-Tools

【第一部】
アブルッツォの冬
破れ靴
ある友人の肖像
イギリス讃歌とイギリス哀歌
メゾン・ヴォルペ
彼と私
【第二部】
人間の子
私の仕事
沈黙
人間関係
小さな美徳


とにかく好きなギンツブルグ のエッセイは、読むのが嬉しい半面、少し怖いような複雑な気持ちで本を開いた。フィクションを読んでいるうちはいい、でもその内面を覗いてみるのは、少し怖いのだ。
夫の流刑地アブルッツォに付き添って暮らした日々のこと、夫とともに仲の良かったパヴェーゼのこと、二度目の夫との日々の会話(デフォルメと自虐が過ぎるように思うが?)、少し住んだイギリスのこと(彼女にしてはかなり辛辣で驚く)、独自の教育論、極論としては彼女の人生観そのものだった。

第二部はxx論の様相なので、比較的平常心で読んでいられるが、第一部は戦中戦後の彼女の暮らしだ。閉塞的で日常の暮らしが否定された時代が舞台だが、作品と変わらないその静かで何かを飲み込んでしゃべっているような書き方には、涙がでそうになる。夏と冬の2つしか季節がないというアブルッツォでの暮らしは貧しいものだった。本物の絶望と不安を経験した者は、小さな希望にも疑念を抱き、ありきたりの日常にさえ浸ることができない。それでも、夫を失った後に振り返るそこでの暮らしは、生涯最良の時であったという。

自分の仕事に信念を持つこと。「小さな美徳」の章で彼女は”天職”という言葉を盛んに使っている。じっとうずくまり、すべてを飲み込んで過ごした日々の果てに、でも彼女は”書くこと”だけは愚直に真摯に続け、それが天職だと言い切る。書くことが生きることだった彼女の人生は、結果作品を読むことしか出来ない読者に読書以上のものを投げかけているようだ。今更、私が居住まいを正せるものでもないのだろうが、時にはギンツブルグの存在を思い出すくらいのことはしなくては、と思う。
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イタリア語学習者の間では、よく知られていて、人気もあるNatalia Ginzburg ですが、なんだか暗くて(時代背景を考えると当然ですが)、私はあまり好みません。でも、非常深くてしっとりした小説達、いつか落ち着いてよんでみたいとは思ってるのですよね〜。読むのが少し怖いような気持ちというの、同感です🤔
  • 2017-10-20 18:14
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そうですか?本家での認知度や評判まではわからなかったので、嬉しいです。
暗いですか・・・暗いですよね。今回未知谷から出版された一連の初期作品集は確かにちょっと暗いです。有名な『ある家族の会話』などはそうでもないと思うんですが?
  • 2017-10-23 11:11
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『ある家族の会話』確かに暗くは、ないですね。淡々と、まさにある家族の歴史が淡々と…ただ続くみたいな感じだったかと。すみません、投げ出してしまい読みきってないのです。失礼しました😅😅😅
あ、でもホント学習者の間ではよく読まれています。
  • 2017-10-29 19:46
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私は多分『ある家族の会話』が最初だったと思います。
大きな起伏があるわけでもなく、確かに淡々としているのに、やや厚めのこの本はすんなり読めてしまった記憶があります。
そこから彼女にはまりました。

  • 2017-10-30 18:02
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Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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