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文庫本のこと

実は昔々、文庫本がどうも好きになれない・・・と書いた(はっきり!)。 それは私にとってはかなり譲れない好き嫌いだったはずで、頑なに文庫本があってもわざわざ単行本を探していたりした。それがここ1-2年、もろくも崩れ去っている。しかも、わざわざ文庫本を選んで買っていたりする。大見得を切っただけに、誰からも責められてもいないが、自分勝手に罪悪感を感じている。しかし、読書が通勤時間にほぼ限定され、ザックになんでもかんでも詰め込んで持ち歩くと、単行本は大きいだけに、角がやられ、ダメージを受けやすい。いくら古本とはいえ、本がダメージを受けるのは嫌なものだ。その点文庫本は通勤向けにできている。

って、書きながら、これって自分への言い訳だなあ、とわかっている。要は、頑ななポリシーというのか、カッコつければ美学というのか、それがなくなってしまったわけだ。何故?歳をとったからか?単行本を支える腕に筋力がなくなってきたのか? うん、それはちょっとあるかもしれない。文庫本は確かに楽だ。片手で読める。世の中重たい単行本より文庫本の方が人気があり、同じ本だったら、文庫本のほうが高いということは結構あって、だから決して、お金の問題ではない。

今のところ年齢説が一番有力だ。歳をとっていくと、こだわりがどんどん減っていく。元々どうでもよいこだわりだったり、若気の背伸びや見栄だったこだわりは、次から次へとどんどん捨てられている。見た目を気にしなくなったのは、良いことでもあるし、歳をとった証でもある。が、心身ともに楽になることは事実。

しかし、本はそれでよいのだろうか?本への愛着が薄れているのか?と不安にもなる。それとも、昔よりずっと本を読むことに対して力が抜けてきたのか?

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夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

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