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映画:ミクロの決死圏

「ミクロの決死圏」を見るのは初めてではないけれど、何年ぶりのことだろう?中学生か高校生以来?

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1966年のアメリカ映画。潜航艇とその乗組員もろともミクロ化して、人間の体内に送り込み、脳を治療するという、当時としても現代であっても斬新なプロット。それは忘れることはないのだが、久しぶりに見たからか、すっかりイイ大人になってしまったからか、ええっという驚きがたくさんあった。

その1:脳の治療が必要なのは、ロシアなのか、とにかく東側諸国から亡命してきた科学者で、このミクロ化するという画期的な発明の中でいまだ問題となっている60分限定というネックを解決する技術を引っさげてのアメリカ亡命であった。その人物が命を狙われ、瀕死の重態であるというのが、そもそもも設定で、これはすっかり忘れていた(もしくは、子供にはどーでもいいことだったんだろう)。1966年の映画だから、東西冷戦真っ只中。映画といえども何とも生々しい話で、そのオペを行う場所も、軍の施設内、医療チーム自体が軍内部の組織。

その2:唯一の女性で乗組員の一員になる女性は、なんとラクエル・ウェルチだった。これも忘れていたのか、子供にはどーでもいいことだったのか?ラクエル・ウェルチといえば「20世紀最高のグラマー」と称された女優だが、彼女が女性医師?と思ったら、そこはエンタテイメントの世界で、ちゃんとそのグラマラスさを強調させていた。船内の衣装はピタピタスーツで、抗体に攻撃されるというアクシデントに見舞われたときも、これって一種のファンサービスシーンともとれる。

その3:これ、原題は「FANTASTIC VOYAGE」だそうな・・・ ヘッ!?って思ったのは私だけか?そもそもFantasticな作品なのか?そう思うと、「ミクロの決死圏」という邦題は上手いなあ。上手いがそこにずっとだまされ続けていた感もある。とにかく今回一番驚いたのは、エンタテイメント性の高さ。5人の船員のキャラ設定もいかにもだし、体内でのアクシデントも作為的(悪い意味ではないが)この上ない。起きてほしいところで問題が発生し、解決してほしい結果に解決する。要はベタベタなアメリカ映画なのだ。

とはいえ、人間の体内のセットをあんなにキレイに映像化してもらえると、やっぱりわあ~っとなる。下手に科学も医学も知らない私なんかは、ここは小宇宙だから、これもスペースファンタジーじゃん、と納得してみた。ちょっと古さを感じるチープさがかえって新鮮だったりするのだ。きっと科学的には突っ込みどころ満載なのだが、それをいったらお仕舞いよ。
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夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

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