Entries

ドグラ・マグラ

なぜか唐突に、夢野 久作。青空文庫は電車の中で立っていてもスマホで読めるので、「無月物語」を読了後、なぜか夢野久作なんかを選んでみた。彼の代表作は「ドグラ・マグラ」なる、奇怪なタイトルの本らしい。青空文庫へは下記からどうぞ。ドグラ・マグラ 夢野 久作日本三大奇書だの、読んだ人は気が狂うだの、ネットには凄い脅し文句がいっぱい。解説だの解読だのが必要な一冊らしいのである。ちなみに三大奇書のあと2冊はこれら...

無月物語

再び、青空文庫にて久生十蘭を読む。どうでもいいことだが、このブログを書くまでずっと、「雨月物語」だと勘違いしていた。おーあの、「雨月物語」と同じタイトルか! 否、これは「無月物語」。ご興味のある方は、下記青空文庫からタダでどうぞ。図書カード:無月物語 - 青空文庫時は平安期、後白河法皇の院政中。京の加茂の川原での死罪場面から始まる。死刑される当の人は、中納言藤原泰文の妻の公子と泰文の末娘の花世で、公...

月に吠える

既に青空文庫で読めるようになっているので、実に様々ばバージョンがあるのだが、私が古本カフェで購入したのは、初版本の復刻版として、昭和54年に発刊されたもの。復刻版と知らなければ、まさに初版本かと思ってしまう程の見事な復刻版。装丁買いでもある。下の写真はいまひとつだが、実物は大事に取っておきたくなる古式ゆかしい本。近代文学館〈精選 〔14〕〉月に吠える―名著複刻全集 (1972年) 荻原朔太郎日本文学に疎く、詩...

十蘭万華鏡

絶不調の時は、十蘭だ!!! 十蘭万華鏡 (河出文庫)(2011/02/04)久生 十蘭商品詳細を見る<収録作品>・花束町一番地・贖罪・大竜巻・ヒコスケと艦長・三笠の月・少年・花合せ・再会・天国の登り口・雲の小径・川波・一の倉沢フランス滞在物、戦後世相物、戦記物、漂流記、古代史物と、かなりバラエティーのとんだ収録。選りすぐり感にはちょっと欠けるけど、どうも ”入手困難傑作選” と河出さんは述べている。十蘭ものもだいぶ慣...

魔都

表紙が気に入ったのでアマゾンからは、この版で登場してもらったが、私が今回読んだのは、青空文庫からのいただきもので、めずらしくiPhoneでのe-book読書。読み始めたのがいつだか全く覚えていない。手持ちの本を開けない立ち状態での電車の中で、チマチマと読んでいたが、やっと読了。最後は一気。魔都―久生十蘭コレクション (朝日文芸文庫)(1995/02)久生 十蘭商品詳細を見る甲戌の歳も押詰って、今日は一年のドンじりという極月...

十蘭ラスト傑作選

これが立て続けに5冊買った十蘭の最後。シリーズ全7巻の実際に最後を飾った最終巻でもある。全7巻ってことは私は2巻ミスっているわけだ。アマゾン探索に行って来よう。あ、そして青空文庫でダウンロードしたままほったらかしの「魔都」があったし、実は最近結局文庫で買ってしまった「顎十郎捕物帳」を網羅し、更に「平賀源内捕物帳」まで網羅した「日本探偵小説全集8~久生十蘭集」なんていう分厚い本もあったんだった。十蘭ラス...

身体巡礼~ドイツ・オーストリア・チェコ

珍しいですね・・・と誰にも云われていないけれど、自分で気恥ずかしい思いをしながら買ってしまった。「ドイツ・オーストリア・チェコ編」と云うからには、他の編もあるのか?あるらしい、次はイタリア・ポルトガル・フランス編が準備中だということだ。何はともあれ、中欧は魅力的だ。しかも墓巡りらしい。墓といえば、谷中墓地。思いっきりローカルで個人的な繋がりだが、そんなこんなで、売れ筋に絶対なりそうな、だから絶対買...

十蘭レトリカ

しつこいが、また十蘭(5冊文庫本を買っちまったので・・・)十蘭レトリカ (河出文庫)(2012/01/07)久生 十蘭商品詳細を見る「胃下垂症と鯨」「モンテカルロの下着」「ブゥレ=シャノアヌ事件」「フランス感れたり」「心理の谷」「三界万霊塔」「花賊魚」「亜墨利加討」舶来物とでも云うのか、パリいや巴里ものが若干多いが、変則海洋もの、十蘭風恋愛もの等々、相変わらずの多彩で多才な「十面体の黒ダイヤ」ぶりだった。こうも続...

十蘭錬金術

さて、河出文庫の3冊目。なんだかもう、ひたすら唸ってしまう・・・・十蘭錬金術 (河出文庫)(2012/06/05)久生 十蘭商品詳細を見る酷薄の観察  「彼を殺したが…」  ・・・・・ 初っ端、度肝抜かれる亡命ロシア人の暗殺計画  「犂氏の友情」  ・・・・・ 洒脱山田風太郎を唸らせた  「勝負」  ・・・・・ この展開、人物配置、凄いドキュメント  「プランス事件」  ・・・・・・ 変形探偵もの? 唸る実際の犯罪...

パノラマニア十蘭

「久生十蘭ジュラネスク」の次はこちらで。パノラマニア十蘭 (河出文庫)(2011/09/03)久生 十蘭商品詳細を見るこれは傑作集(いや、いつも傑作集か・・・)。「「女傑」号」「巴里の雨」「風祭り」「幸福物語」「手紙」「半未亡人」「田舎だより」「ひどい煙」「重吉漂流紀聞」「ボニン島物語」パリ物、都会物、戦地物、風俗小説、時代小説、漂流記と、相変わらずの七変化。いやはや面白かった。よくよく考えると、題材が優れている...

黄夫人の手

おまけといっては失礼だけれど、久生十蘭が好きなら、こちらもどうですか?と古本カフェのお兄さんに薦められるまま買ってみた。大泉黒石って誰?この明治生まれの文学者の生涯は、途轍もなく波乱万丈の様相だった。黄(ウォン)夫人の手 ---黒石怪奇物語集 (河出文庫)(2013/07/05)大泉 黒石商品詳細を見る「戯談(幽鬼楼)」「曽呂利新左エ門」「弥次郎兵衛と喜多八」「不死身」「眼を捜して歩く男」「尼になる尼」   「青白き屍...

久生十蘭ジュラネスク

先週金曜日に古本カフェにいくと、久生十蘭の文庫本が4-5冊入荷している。わからないので、適当に2冊ください、と云って買った1冊がこれ。その4-5冊すべての帯には、”澁澤龍彥絶賛” とあり、それには思わず、クスっと笑う。出版社も芸がないなァ。龍彥さんにばかり絶賛されて、十蘭さんも苦い顔をしてやしないか?久生十蘭ジュラネスク---珠玉傑作集 (河出文庫)(2010/06/04)久生 十蘭商品詳細を見る「ジゴマ」を除けば、最初に読...

動物の宇宙誌

"多田 智満子さんといえば" でやっぱり始まった「鏡のテオーリア」のブログを改めて読み直してみたら、自分で書いた記事ながら、そうそう・・・と再び納得してしまった。古今東西のあらゆる書物に精通し、博識だけでなく、さらにそれを土台にした自身の認識と感性とで、孤高の哲学者のような人だったらしい。まさしく、今回もそう。動物の宇宙誌(2000/06)多田 智満子商品詳細を見る更に付け加えると、本人曰く、古代史や神話に凝り...

紀ノ上一族

短篇でもなくエッセイでもなく、所謂純文学物で長篇で日本人作家となると、さて、最後の読んだものは何でいつだったか全く思い出せない。さすが久生十蘭。私の喰わず嫌いを直してくれそう・・・紀ノ上一族(1990/08)久生 十蘭商品詳細を見る洒落ていて軽妙で見事な構成、リズミカルな文体、そんな楽しい久生十蘭しか読んでいなかった初心者にとって、この『紀ノ上一族』は、あまりにシリアスで重く、残酷で後味も苦い。太平洋戦争下...

私の保存食ノート

料理本も立派な本なわけで、と今日今さらながら気付いた私。でいったい何冊あるのかと数えてみたらざっと30冊はあった。その中でこの本は異色の存在。カラフルで美味しそうな写真満載、簡単!すぐ出来る!という料理本には必須条件かと思うようなことは一切なし。料理本というよりは、読み物に近いかも知れない。それでも買ってほとんど活用せずに終わり、開きもしなくなった料理本が多い中で、これは煮込み料理を待ちながら、ご飯...

Appendix

プロフィール

Green

Author:Green
夜な夜な本読む・・・日本語は海外文学ばっかり。英語はフィクションばっかり。喰わず嫌いでどこまでいけるのか?

流行りモノとか、人気モノとかすっかりどうでもよくなり、本と散歩とあとはぼぉ~~っとすることだけが今の楽しみ(それでいいのか?)

Calendar

<
>
- - - - - - -
- - - 1 2 34
5 6 7 8 9 1011
12 13 14 15 16 1718
19 20 21 22 23 2425
26 27 28 - - - -

全記事

フリーエリア

フリーエリア